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柳田國男の「遠野物語」の舞台になり、河童や座敷童子などの民話が伝わる岩手県遠野市に湧く、踊鹿(おどろか)温泉の日帰り入浴施設。祝日の午前中、利用して来ました。
入浴料650円は、玄関を入って左手の受付で。靴箱キーと引き換えに、小さなロッカーキーを受取るシステム。なお、靴箱番号=ロッカー番号なので、先客と離れた靴箱を選んだ方が、脱衣場でも隣と離れるため着替え易いです。
浴室入口の分析書がいっぱい貼られた下に、飲泉蛇口あります。飲んでみると、鉄臭がして弱苦味。分析書は、平成26年のものが最新でした。
その右側に男女別の大浴場があり、男湯は右側です。コインレスロッカーが並ぶ狭めの脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に1人用のシャワーブースと6人分のプッシュ式カランが並ぶ洗い場。アメニティは、一般的なものです。
左側に8人サイズと4人サイズのタイル張り内湯があり、いずれも茶褐色に濁った単純弱放射能泉(源泉名: 踊鹿温泉 天の湯)が満ちています。 泉温12.0℃を加温して、右側の大きな主浴槽「源泉浴槽」は42℃弱位で供給。PH6.2で、さらりとした浴感です。使用状況表示はありませんが、おそらく循環・消毒ありかな?でも、消毒臭はありません。ラドン含有量は、県内2位なのだとか。
左側の小さな浴槽「天然ラドン水風呂」は、湯温20℃位。こちらは、非加熱です。湯口もなく、常時オーバーフローもしてないので、かけ流しではなさそう。この水風呂と加温浴槽の交互浴は、マストですね。
祝日ということもあってか、この日は午前中からなかなかの賑わい。先客が上がったあと、ちょっとだけ貸切状態でまったりできました。
ラドン含有量: 42.1X10ー10(Ci/kg) (11.6マッヘ)
主な成分: ナトリウムイオン9.0mg、マグネシウムイオン2.8mg、カルシウムイオン5.6mg、鉄(II)イオン4.5mg、マンガンイオン0.2mg、フッ素イオン0.1mg、塩素イオン3.9mg、硫酸イオン1.4mg、炭酸水素イオン62.4mg、メタケイ酸73.7mg、メタホウ酸0.2mg、遊離二酸化炭素30.9mg、成分総計0.1952g48人が参考にしています