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- 大島鉱泉の口コミ 鄙びた外観に一目惚れ
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上信越自動車道の富岡ICから、車で約5分。世界遺産の富岡製糸場へも程近い立地で、鏑川の支流・野上川に架かる榊野橋のたもとに佇む、大正時代に創業した大島鉱泉の一軒宿。大きな金鳥のホーロー看板が、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料400円は、母屋の玄関を入った右側の受付で。群馬県公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟する施設でもあるので、銭湯価格で入れるのが嬉しい。というか、ガラス戸に「ゆ」の暖簾が掛かるロビーも、正しく銭湯そのものです。
右側の男湯へ。プラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に4人分のプッシュ式カランがある洗い場。アメニティは、公衆浴場なのでありません。奥に5人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の温泉法第二条該当泉[源泉名: 大島鉱泉(榊の湯)]が満ちています。メタホウ酸の項で該当。泉温11.6℃を、加温・加水して41℃位で供給。今でも、薪を燃やして焚いているのだとか。お客さんがいない時は、湯口から湯が出ていない溜め湯なので、バルブを捻ってドバドバとオーバーフローさせます。PH9.2なのに、やや肌がスベスベする浴感。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むも、無味無臭です。富士山と白糸の滝のタイル絵を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
かけ流しの湯に浸れるものの、温泉自体の個性があまり感じられないのが残念。とはいえ、この良い感じに鄙びた建物を求めて、いずれまた訪れてみたい湯処です。
主な成分: ナトリウムイオン226mg、マグネシウムイオン2.31mg、カルシウムイオン11.6mg、鉄(II)イオン0.11mg、マンガンイオン0.01mg、アルミニウムイオン0.06mg、フッ素イオン1.0mg、塩素イオン104mg、硫酸イオン70.3mg、炭酸水素イオン237mg、炭酸イオン65.2mg、メタホウ酸イオン15.0mg、メタケイ酸18.1mg、遊離二酸化炭素0.3mg、成分総計0.75g28人が参考にしています