-
鹿沢温泉の旧戸部旅館をリニューアルし、2015年にオープンした日帰り温泉施設。旅館が建ち並ぶメインストリートを車で走っていたら、偶然「日帰り温泉」と書かれた幟が目に留まったので寄ってみました。
外観は、年季が入った旅館の建物そのままです。入浴料600円は料金BOXへ。玄関に、両替機や監視カメラを設置。右手奥へ廊下を進む(人感センサーで、電気が点灯)と、突き当たりに男女別の大浴場があります。
左側が男湯「琥珀の湯」(ちなみに右側は女湯「瑠璃の湯」)。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製のボディソープと柚子系のシャンプーです。窓際に8人サイズの石造り内湯が2分割され、共にちょっぴり茶褐色がかった透明のマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩温泉(源泉名: 鹿沢温泉 雲井の湯)が、源泉かけ流しにされています。泉温47.5を加水せず、奥の湯口がある2人サイズの浴槽へ、44℃位で供給。そこからオーバーフローして、手前の6人サイズの浴槽では42℃位に。更に、床へと溢れます。PH6.73ながら、やや肌がツルツルする浴感。飲泉コップが置かれ、口に含むとほんのり鉄臭がして円やかな味。赤茶色の湯の花も、舞っていました。
続いて、外の露天風呂へ。ウッドデッキの向こうに2人サイズの岩風呂があるのですが、この日はお湯が張られておらず。塀で囲まれている為、景色も望めず残念に思っていると、野鳥の黄鶺鴒が遊びに来てくれ、その美しい姿に癒されました。先客が上がられた後、ずっと貸切状態でまったりできたのも良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン136mg、マグネシウムイオン76.1mg、カルシウムイオン57.2mg、鉄(II)イオン1.15mg、マンガンイオン0.07mg、フッ素イオン0.1mg、塩素イオン35.2mg、硫酸イオン0.5mg、炭酸水素イオン828mg、臭素イオン0.1mg、メタケイ酸238mg、メタホウ酸3.7mg、遊離二酸化炭素98.8mg、成分総計1.48g21人が参考にしています