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おおさか湯らり参加店。
今の浴場になって60年にもなるそうですが、そういう経年劣化を全く感じない銭湯です。
店の方が非常に気さくで構成のこだわりについて、浴槽が中央にあるのは古き大阪銭湯の特徴だとか、タイル絵のデザインについてとか、浴槽の縁の一枚石のこだわりなどしっかり説明してくださいました。
本当に自分の店への強い強い愛を感じました。そこなんでしょうね、劣化のない理由。改装したてかと思いました。
当時の最新の装置であろう超音波風呂で上の岩から湯が降りてきたり、電気風呂と薬風呂が融合していたりとなかなか見られないものも見ることができました。
銭湯王国の西成区ですが、ここ1年で四軒も銭湯が潰れたそう。時代に抗ってぜひ生き延びて欲しい。
湯自体には特徴はないものの、古くて新しい構成と店主の熱意が来た価値あり!と思わされました。0人が参考にしています