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京阪の寝屋川市駅から南西の住宅街の中にあります。迷わず行ければ駅から15分くらいなのですが、この界隈、道の貼り方がめちゃくちゃでして、行き止まりや三差路だらけという難所です。都市計画なしに迷路のような感じになってしまっています。なのでかなりの確率で迷います。
建物は普通の住宅っぽい2階建て。明かりが少ないので近くにくるまでお風呂屋さんとは分かりませんでした。煙突は中太タイプです。店舗前に少々廃材が積まれています。
番台式で脱衣所は普通サイズ。明治冷蔵庫、スポーツ紙なんかがありました。あと、インコを飼ってらっしゃいまして、鳥かごの中にかわいいインコがいてました。ちょっと古びた感じの脱衣所でして、昭和40年代後半といったところでしょうか。ドライヤーが無料サービスなのが嬉しいです。
浴室は、脱衣所に比べて新しい印象。化粧タイルとかでリニュアルしているのでしょう。浴槽は深風呂、浅風呂、座浴ジェット、電気風呂です。42℃ほどで消毒臭は控え目。時々新しい水が投入されています。ミネラル湯浴泉のシステムを利用しているとのことですが、石が入ったバスケットとかは見当たりませんでした。まあ湯の状態はいいので文句なしですが。
ここの特筆すべきことは女将さんで、建物の割にはと言えば失礼ですが意外にお若いように見えました。30代かなぁと思います。このようなお風呂屋さんの場合、番台もお年を召した方が多いのですが、こちらは若いです。時々番台を離れて釜場に行き、湯の調節もなさっていました。釜の中を混ぜて、中の木材が一様に燃えるようにしていましたし、もちろん新しい薪の補充もおひとりで。結構大変かと思います。頭下がりますねぇ。お蔭さまで気持ちいい入浴ができましたよ。4人が参考にしています