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- 熊の湯温泉の口コミ 赤石マタギの宿
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金鮎で有名な渓流、赤石川が目の前を流れる、自然豊かな山間の一軒宿。土曜日の夕方、日帰り入浴して来ました。
以前、雑誌に載っているのを見て、あれ?こんなところにあったの?一度行ってみたいなぁと、思っていた秘湯です。車のナビに従いたどり着いたものの、全く見当たらず。農作業をしていた人に尋ねると、もっと先の山の中だと教えてもらいました。渓流沿いの道を走り、ようやく看板が出てきて到着。携帯圏外の、自然豊かなロケーションです。宿のご主人は、この地に江戸時代から代々受け継がれてきたマタギなのだそう。宿の裏手には、ツキノワグマが飼育されている檻があるとのことで見に行きたかったのですが、アブがブンブン飛び回っている為、宿の中へダッシュで逃げ込みます。入浴料400円は、女将さんへ。
正面玄関から右に進み、靴を脱いで館内へ。廊下のすぐ左側に男湯があります。棚と籠だけのシンプルな脱衣場。小さな浴室には、蛇口が2人分の洗い場。片方は、常に源泉が流れ、お湯を受ける洗面器に注いでいます。口に含むと、しっかり鉄臭。固形石鹸のみ備え付け。内湯の岩風呂が、大小に2分割されています。共に、緑褐色のナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名: 熊の湯温泉)がチョロチョロとオーバーフロー。源泉35.8℃を、手前の2人サイズの浴槽は36℃位で、奥の6人サイズの方は41℃位に加温。塩素消毒ありとのことですが、塩素臭はしません。PH6.8ながら、やや肌がスベスベする浴感。メタケイ酸199.7mgの影響でしょうか。床が析出物で茶色く変色し、千枚田状になっています。ずっと貸切状態で、静かに湯浴みを満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン436.9mg、カルシウムイオン284.2mg、塩素イオン443.2mg、硫酸イオン631.4mg、炭酸水素イオン664.9mg、成分総計2.858g7人が参考にしています