-
もともとお寺だったところを再興し、小松市野田町のコミュニティ施設として生まれ変わった温泉です。ですから、地元の方は無料で利用できます。お風呂以外にも簡単な売店や、本堂を使った食堂なんかもあります。運営は地元の町内会でやっているみたいです。
さて、こちら、亀の湯と猿の湯の2種類の浴室が男女交替制です。当日は亀の湯に入浴しました。内湯は天井が低いところで、浴槽は1つ。42℃ほどの湯を投入していまして、熱め。アメニティはクロバの2点セットです。
露天は石のお風呂でして、ところどころに腰かけ用の石が据え付けられています。こちらは40℃とぬるめでした。露天の浴槽は大きめです。泉質はナトリウム-塩化物泉で10.28g/kg、45.5℃、242L/minの湯をかけ流しで利用しているようです。青白色の濁り湯で、明白な硫黄臭がしていまして、心踊らされます。硫黄臭だけですと、十津川温泉に近いですね。あれをもう少しだけ薄くしたような匂いです。塩気は強く、肌がヒリヒリしてきます。非常に満足できる湯でした。
地域の共同湯のような風情ではあるのですが、もちろん地元以外の利用も歓迎されています。湯、施設、人ともに見事というよりなし。一発でファンになりました。また近くにきたら入っていこうと思います。その時はよろしくお願いします。12人が参考にしています