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地下鉄南巽駅から内環状線を北へ行きまして、巽中学校の手前の道を左折します。そのまま500mほど進んだところにある銭湯さんです。店舗前には薪がうずたかく積み上げられていまして、ちょっと期待します。茶色の煉瓦を基調とした、やや古びた建物でして、煙突は白色。玄関先には水槽があります。この中に紅白の巨大な金魚?みたいな魚が各1匹泳いでいまして、縁起の良さを感じます。建設会社は亀の甲建設というところらしく、これは初見ですね。
番台式で脱衣所は普通サイズ。夕刊紙、スポーツ紙の他に漫画がたっぷりと置かれています。これは何回通ったら読み切れるやろうか…というくらいです。ドリンク冷蔵庫の他に、何故かスロットが3基。動くかどうかは未確認です。浴室との間のガラスにはエッジングが仕込まれています。
浴室は手前が洗い場、奥が浴槽という形式になっています。入口近くに全身シャワーがあるのですが、ここに高低2段のぶら下がり健康器が付属しているという変わり種。段違い平行棒みたいです。浴槽はT字型のタイプ。手前が深風呂で41℃ほど。奥の右手が浅風呂の40℃、中央はジェットバスで左が入浴剤浴槽となっています。この浴槽は半分が電気風呂になっていまして、温度は39℃ほど。左脇に張りだした格好でサウナと水風呂がありまして、水風呂は人が入るとしっかりオーバーフローしています。ひんやりと気持ちよかったです。湯は消毒控え目のさっぱりした感じでして、湯使いのよさも良好かなと。そして奥の壁がかなり大きめのモザイク画になっていまして、高原と湖がモチーフの立派なものです。これだけでもここにきて良かったと思えるくらいでした。
湯使いのよさもありますし、見どころ多いお風呂屋さんかと思います。近くに用事がありましたら、入っていきたくなりますね。外観は少しレトロ系なのですが、中はそうでもなく、初心者さんでも安心して入れるところですよ。1人が参考にしています