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湯宿温泉から国道17号線を猿ヶ京方面へ向かうと、途中に川古温泉の看板。右折して道なりに雪道を走っていくと、やがて山深く赤谷川の清流を臨む、こちらの宿に到着します。祝日の午前11時頃、日帰り入浴してみました。通常は入浴料1000円のところ、「みなかみ町国民保養温泉地」の湯めぐり手形(500円で購入)を提示し、300円割引の700円を支払います。真っ白な雪景色の渓谷を見渡すロビーを抜け、地下1階の浴室へ。5人サイズの石造り木枠内湯には、無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(源泉名:浜屋の湯)が、かけ流しにされています。底には玉石が敷き詰められ、源泉が空気に触れることなく供給。湯温40℃位なのでゆっくりしていると、新鮮な湯ならではのアワ付きが見られます。PH7.9で、肌に優しい浴感。続いて、一度脱衣場に戻り、サンダルを履いて外の露天風呂へ。30人サイズの石組み浴槽で、その先にある素晴らしい雪の渓谷に目を奪われます。ふと気づくと、静かに文庫本を読んでいる人がいて、ちょっとビックリ。雪が降っていましたが、一部屋根があるので大丈夫でした。石の樋から湯が注がれ、打たせ湯に。口に含むと、まろやかな味がします。湯温は、39℃位。やがて先客が上がられ、貸切状態で雪見露天を満喫できました。
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