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金沢市の北部、森本丘陵を流れる深谷川沿いに佇む、寛政元年(1789年)に創業した老舗旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。木造の趣ある外観は、さすが加賀藩ゆかりの宿という雰囲気です。
入浴料1000円は、玄関から左側の帳場で。玄関から右へずぅ~っと廊下を歩いた突き当たりに、男女別の大浴場があります。男湯は、右側の「琥珀の湯」(ちなみに、左側の女湯は「紅玉の湯」)です。
棚に籐籠が並ぶ綺麗な脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。
内湯は、タイル張り石枠浴槽が3つ。いずれも、コーヒー色のナトリウムー炭酸水素塩泉[源泉名: 深谷温泉(元湯源泉)]が満ちています。源泉12.0℃を、右奥の8人サイズの主浴槽で、42℃位に加温。PH8.5で、かなり肌がツルツルする浴感です。加水なし、循環あり。口に含むと、無味で弱塩素臭。ぶっとい柱が、立っています。
右手前は4人サイズの浴槽で、湯温は40℃位。茶色い湯の花も、見られました。左手前は3人サイズで、湯温は25℃の水風呂。入口は塞がれていますが、サウナがあったような形跡から、以前はサウナ用の水風呂だったのでしょうか。
続いて、外の露天風呂へ。3人サイズの石造り浴槽で、湯温は41℃位。囲まれている為、景色は望めません。でもまあ、ほとんど貸切状態で、まったりできたのは良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン298.3mg、アンモニウムイオン1.1mg、マグネシウムイオン2.4mg、カルシウムイオン3.2mg、鉄(Ⅱ)0.1mg、フッ素イオン0.4mg、塩素イオン66.0mg、臭素イオン0.3mg、硫酸イオン3.5mg、ヒドロリン酸イオン7.2mg、炭酸水素イオン684.4mg、炭酸イオン15.3mg、メタケイ酸78.8mg、メタホウ酸1.9mg、遊離炭酸18.2mg、成分総計1.195g64人が参考にしています