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投稿日:2015年5月2日
泡立つ黒湯 (青堀温泉 ホテル静養園(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年2月3日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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富津岬手前の市街地に佇む、鉄筋3階建ての老舗ホテル。平日の午後、日帰り入浴してみました。宿の前には、大正2年(1913年)に当時の館主が上総掘で掘り当てた源泉が、今も湧出しています。入浴料800円はフロントで。正面玄関から左に進み、左折した突き当たりに、男女別の大浴場があります。棚だけのシンプルな脱衣場。浴室右側の洗い場には、5人分のシャワー付きカランがあります。アメニティはお茶系。洋風なカーブを描く窓に沿って、6人サイズのタイル張り内湯があり、黒褐色のナトリウムー塩化物泉(源泉名:青堀温泉)が満ちています。源泉26.8℃を、41℃位に加温。PH7.6ながら、肌がツルツルする浴感です。かけ流し・循環併用で、表面がかなり泡立っています。この泡は、メタンガスによるものだとか。浴槽内は、アンモニア臭と沃素臭が混じったような匂い。続いて、外の露天風呂へ。4人サイズの石造り浴槽があり、湯温は40℃位です。口に含むと、しょっぱい。囲まれているため景色は望めませんが、しばらく貸切状態でまったりできました。温泉ファンなら一度は訪れたい、個性ある温泉かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン4316mg、アンモニウムイオン75.3mg、マグネシウムイオン66.4mg、カルシウムイオン31.4mg、ストロンチウムイオン4.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、塩素イオン6211mg、臭素イオン37.2mg、ヨウ素イオン18.2mg、炭酸水素イオン872.7mg、炭酸イオン34.3mg、メタケイ酸67.5mg、メタホウ酸7.2mg、腐植質26.3mg、成分総計11.87g28人が参考にしています
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