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せがい出し梁作り、千本柄子、暖簾という、和の情緒あふれる外観。日曜日の午前中、日帰り入浴してみました。玄関から入って、左手が帳場。入浴料700円を払って、磨き込まれた廊下を、左に進むと浴室。床の石が温泉成分で変色し、これだけでも歴史を感じます。また板張りの壁には、草津温泉十七滝の大きなタイル画が埋め込まれ、旅情をそそられます。10人サイズの石造り木枠浴槽には、うっすら緑がかった透明の含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(源泉:湯畑)が、加水なしでかけ流し。湯温は、41℃位。PH2.0で、頭から被ると目が痛いが、肌はピリピリしません。底には、綿状の湯の花が沈殿。露天風呂はありませんが、外の喧騒が嘘のように、ここでは静かな時が流れています。この日はずっと貸切状態でゆっくりできたので、満足できました。
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