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投稿日:2008年1月10日
HCO3 5060mg、メタホウ酸 453mgの源泉 (亀の井ホテル 知多美浜)
ほっとくんさん [入浴日: - / - ]
22.0点
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と題を付けましたが湧出量33.1L/mの加水有りで、浸かる湯からはスペック並の質を感じることは全くできないのですが。
こちらは宿泊で利用しました。
民営化されても、総体的なサービスはまだサバサバした感じは残っていますね。ただし、受付の対応は感じよかったです。
ふぐコースで。宿泊料金を入れると値段相応かな、まぁ平均的なレベルでしょうか。
日帰り入浴は10時から15時までになっています。宿泊の場合は10時45分~24時と5時~9時。
内湯のみ。7人ほどの中浴槽と、2人ほどのジャグジーのみ。カランは9つ。
テラスのようなところもありますが出入禁止となっていましたので外気でクールダウンはできません。
まぁまぁのヌルヌル度。弱めのしょっぱさ。やや黄色く色づいています。塩素臭は強くはないが感じます。
中浴槽の奥のところに湯の流入しているところが2ヶ所。上部投入方式と浴槽内注入方式。その上部投入口から流れてくる湯は浴槽の湯では感じなかった温泉の香りをはっきりと確認できました。源泉温度は53℃で流れて出ている湯は40℃前後でしたので、この時点で加水の可能性はあると思いますが、お湯の鮮度としたら浸かる湯よりは高いかもしれません。上部投入口の湯からは強いゴム臭というのか、弱めの油臭というのか。松之山温泉で感じた匂いに近い?、実際はその半分以下の強さですが、似ているなぁと感じました。
ありがたく桶で貯めて上がり湯として浴びました。湯上り後もかなり弱めですがほんのり油臭が肌から感じることができてにんまり。
本当ならこの湯に浸かりたい!成分表で見ると湧出量33.1L/m。これではやむを得ないですね。
あと、炭酸水素イオンが5060mg、メタホウ酸は453mg。5060mgは花山温泉、よかたんをはるかにしのぎますし、453mgは有馬温泉の上大坊といい勝負できそうです。
これは全国的に見てもかなりすごい数字じゃないでしょうか。
この温泉では上部投入口の湯を上がり湯として使われるとよいでしょう。新潟まで行かないと油臭を感じることができないのかなと思っていたんですが、愛知でこの油臭を感じることができるなんて。
源泉自体は非常にいい温泉ですが、総合評価としては加水や循環によって浸かった湯からはその質を感じられなかったこと、内湯のみでちょっと辛い(クールダウンできるところがあれば)などで、マイナスしなくてはならないのが残念。
源泉名 みはま温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
[湧出地]pH7.7、泉温53.0℃(気温8℃)、湧出量33.1L/m(動力)
0.4 X10-10Ci/kg (0.1M・E/kg)、
蒸発残留物 11.87g/Kg、溶存物質 14.45g/kg、成分総計 14.48g/kg、
Li 1.1、Na 4540、K 27.1、Mg 1.6、Ca 4.6、Sr 0.3、Ba 0.6、Fe 0.1、
F 5.6、Cl 4180、Br 17.1、I 2.6、HS 0.5、SO4 92.0、HCO3 5060、CO3 17.1、
メタケイ酸 46.6、メタホウ酸 453、CO2 34.8、H2S 0.1、
分析終了年月日 平成15年2月17日
加水あり(源泉の温度が高いため)、
場合により加温あり(ろ過装置を経過することで温度が下がる場合があるので加温することがある)、
循環ろ過装置使用、
塩素系薬剤使用(「愛知県公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例」の衛生に関する基準を満たすため)10人が参考にしています
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