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家族をビーチランドにおいて、ひとり温泉に行きました。俺っていったい・・。ここ日吉苑。受付でやる気のなさそうなオーナーに『お二人ということで、1200円です』『いや、ひとり!』という会話を交わし、なんとなく大型冷蔵庫を連想させるエレベーターで地下へ行きました。
脱衣所に漂う塩素の匂いに、ハズレの予感をおぼえつつ浴室へ。
内湯は怪しく渦巻くジェット噴射の浴槽に洗い場という作り。
半露天は隙間のある壁に海が見渡せるガラス窓で、2段になった浴槽がありました。この2段式の浴槽。上段は家庭用のバスタブが使用されていましたが、実は黄土色の粒状の湯の華が舞う加水も塩素もなしの掛け流し。そこから、溢れた湯が下段の岩風呂に注がれるという優れた作りでした。下段は、おそらく循環ですが、成分が黄土色の藤壺のようにびっしりと岩についていました。
湯の色は濁りのある薄緑で、味は濃い塩味と他にもなにか混じっているなと感じさせるものでした。浴室は内湯と違い、磯の香りがただよっていました。お湯の香りなのか、5メートル先の海のものなのか、ちょっとわかりません。
そして、皮膚が受ける感覚ですが、これがものすごい!
皮膚の弱いところが、びりびりひりひりひりひり・・・。塩分万歳。 日吉苑、やるじゃあないか!!
壁には、『セントレア、飛び交う飛行機ニューヨーク(入浴)』と駄洒落があり、笑えました。セントレア見えません。
家族と合流し、スーパーヤナギでお惣菜を買って、奥田の海岸でピクニック。セントレアと、飛び交う飛行機を見たり、干潟遊びしたりして過ごしました。(07.3.21入湯)18人が参考にしています