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ネオン看板とペンキ絵が素敵な共同浴場

JR日豊線の別府大学駅近くの住宅街に佇む、昭和35年（1960年）にオープンしたレトロな共同浴場。また、別府八湯温泉道の対象施設でもあります。日曜日の午前中、利用してみました。

入浴料200円は、入口前の料金BOXへ。2022年のリニューアルで付けられたというLEDネオン看板が、レトロな外観にとてもマッチしています。入口は男女別に分かれていて、男湯は左側です。

棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。少し階段を下りた半地下に浴室があり、蛇口などのついた洗い場はなし。また、石鹸などのアメニティもありません。

階段横に、高温の源泉升とホースの付いた水蛇口があります。熱過ぎる時は蛇口を捻って加水、ぬるければ源泉升の木栓を緩めて源泉投入もできるシステム。でも、ジモ泉的な共同浴場なので、熱めの湯温はキープした方がいいでしょう。

中央に3人サイズのタイル張り石枠小判型内湯があり、無色透明のナトリウムー塩化物温泉（源泉名: 別府市温泉供給事業鉄輪線渋の湯上）が、源泉かけ流しにされています。泉温81.7℃を加水・加温せず、43℃位で供給。PH4.1で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、塩化物臭で薄塩味がします。

壁には、別府湾と山々（奥になぜか富士山!?）の壁絵。こちらもリニューアル時に、銭湯絵師の中島盛夫氏が描いたペンキ絵なのだとか。爽快で素敵な壁絵を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。

主な成分: ﾘﾁｳﾑｲｵﾝ7.8mg、ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ1190.0mg、ｱﾝﾓﾆｳﾑｲｵﾝ1.0mg、ﾏｸﾞﾈｼｳﾑｲｵﾝ4.3mg、ｶﾙｼｳﾑｲｵﾝ38.5mg、ｽﾄﾛﾝﾁｳﾑｲｵﾝ0.5mg、ﾊﾞﾘｳﾑｲｵﾝ0.2mg、ﾏﾝｶﾞﾝｲｵﾝ1.2mg、鉄（II）ｲｵﾝ0.4mg、ﾌｯ化物ｲｵﾝ2.9mg、塩化物ｲｵﾝ1950.0mg、臭化物ｲｵﾝ5.4mg、ﾖｳ素ｲｵﾝ0.2mg、硫酸水素ｲｵﾝ0.9mg、硫酸ｲｵﾝ334.0mg、ﾒﾀｹｲ酸685.0mg、ﾒﾀﾎｳ酸84.7mg、ﾒﾀ亜ﾋ酸1.9mg、遊離炭酸15.0mg、成分総計4.502g