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2月21日、午前9時前熱海に着いて、ふと、「山田湯」に行こうかなと思いました。探し当てましたが、駐車場に下る坂道が・・・残念ながらやっぱり行けませんでした。さて、次の候補として頭に浮かんだのは二ヶ所。車で巡回している内に、「福島屋旅館」の前に出ました。雑誌で見た通りの、古い佇まいです。時間が早かったので、すぐ前にある水の湯、風呂の湯に手を浸してみたり、すぐ近くの大寒桜の下で、花から花へと可憐に飛び回るめじろを眺めたりしていました。
古い建物って、初めて来たのに愛着を感じてしまうものですね。レトロな浴室の中には、非日常な時間がありました。お湯は、わおっ、ちょっと熱めなので、ちょっぴり加水させてもらって体を沈めます。お湯に浸かり、この雰囲気を感じていると、こういうのってなかなか味わえないんじゃないかなぁ、なんて思いました。ちょっと不思議に思ったのが、洗い場の前にある大きめのたらい・・・後から来た方に、聞いてみました。上がり湯に使うそうです。
浴室を出ると、二階への階段が見えます。窓の感じとか、あぁちょっと風雅な感じ・・・ここへ泊ったら、確かに風情があるでしょうね。
その後、初島を見ながら海沿いのある場所で、お弁当を広げたりして・・・車のトランクには、柑橘類や新鮮な魚が入っているし、パーフェクトな気分になったのでした。7人が参考にしています