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休日の夕方に訪れました。ここは時間帯によっては非常に混むようなのですが、私が入ったときはちょうど混雑が終わり人が空いた時でした。しかしと言うべきか、だからと言うべきかわかりませんが、浴室はあまりきれいなものではありませんでした。特に浴槽は結構狭く、脱衣所のロッカーや洗い場の数と比較すれば決して満足できる広さではありません。2,3人が限界でしょう。
湯に関しては、塩気がある食塩泉。浴槽は掛け流しの造りになっているものの、私が入ったときはひどく淀んだ湯でした。蛇口を捻りさえすれば源泉がドバドバ注がれるのですが、誰もそうしたがらないようです。しばらく観察しましたが、入湯客はいずれも旅行者ばかりで、常連客らしき人物は現れません。一般に、常連が足繁く通う共同湯は常連の手、あるいは管理人の手によって浴槽の温度も常に高めに維持されていると思いますが、ここはそうした手が加わっていない湯なのではないでしょうか。熱い温泉に入り慣れていない客ばかりなので、誰も湯を出そうとはしません。源泉温度にしても高々50度ぐらいだろうと思いますが、浴槽の温度は40度くらいになってしまっています。すると自然に入浴客は長湯をして浴槽の縁で粘ります。すると必然的に浴槽の湯の汚れが激しくなるのです。私は新鮮な湯に浸かりたかったので源泉蛇口を捻ってしばらく新湯を注入しましたが、私が浴槽から出ると旅行者風の中年男性がたちどころに蛇口を止めてしまい、さらには後から入ってきたこれまた旅行者の若い男が「熱い、熱い」と言いながら真水でガンガン薄めてしまいました。こういうことを湯河原や伊東の共同湯でやることは絶対に御法度なのですが、ここではOKということなのでしょうか。湯そのものはいいのですが、管理体制に問題があります。6人が参考にしています