-
メジャーな温泉地に囲まれたマイナーな温泉地の一軒宿。豪快な掛け流しと体温以下の湯で名を馳せている温泉です。全く俗化されていない長閑なところに佇んでいますが、お邪魔した日、駐車場には多くの車が止まっていて、そのほとんどが群馬ナンバー。猛暑日だったこともあると思いますが、地元では人気のようです。
◎旧館
脱衣所別の混浴の内湯になります。確かにもの凄い投入量です。B級的な雰囲気も嫌いではありません。ただ、如何せん湯殿がカビ臭い。古い建物なんで、ある程度は仕方ないんでしょうが、湯船では素晴らしいパフォーマンスを見せているだけに、その点が惜しまれます。
◎露天(新館)
新館の男女別内湯を経由し向かう形ですが、露天は共通(混浴)です。お約束程度の目隠しはありますが、目の前には田畑が広がっており湯船も広く、開放感はマズマズです。湯温は他の湯船よりさらにぬるいので、夏場は最高ですが冬場は・・・。
◎内湯(新館)
3つの中でここが最も賑わっていて、たまたま空いているスペースが湯口付近だけだったんで、そのスペースに居ついてしまいましたが、この場所、最高です。他の湯船では見られなかった泡付きがあり、湯のコンディションも旧館に勝るとも劣らないと感じました。尚、加温浴槽が併設されていましたが、今回は利用しませんでした。
今回は旧館目的の訪問でありました。その旧館で長居する気分になれなかったのは残念でしたが、新館で十二分に湯質の良さを実感できました。自分のこと以外は何に対しても厳しい我が家の鬼嫁も、ここの湯の美肌効果には太鼓判です。61人が参考にしています