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群馬のこんな所に、ぬる湯の名旅館があるんですね。
長閑な集落の、目の前に田圃が広がる一軒宿。見た目は本当に民家そのものです。
日帰りは奥の旧館での受付になりますが、かなり高齢なおばあちゃんでありました。
男女別の浴場から向かう露天は、ハッキリ言って庭先みたいなもの。私の止めた車が目の前に見えます。移動中は丸見え状態と思ってもらって相違ありません。20名以上は浸かれそうなかなり広い露天は人肌感覚。これからの暑い夏場には天国と思われるぬる湯が待っています。開放感ありありでこりゃ、気に入ったぞ!一緒になった小さな女の子がはしゃぐ気持ちも納得の露天です。
内湯には加温された湯船もあるので、交互に身体を温めじっくりと癒す湯治感覚の旅館。大人2時間300円という料金も良心的で好感が持てます。シャンプー類はありませんが、この飾らなさが何とも魅力的なんです。
しかし、この旅館一番のお薦めは、混浴内湯なんです。
池の隣、別棟になる見た目古臭い建物がそうなんですが、浴場の扉を開けてビックリ! お湯がザバザバ掛け流されているのです。足元を流れる湯の量、湯船から溢れる湯の量がハンパじゃありません。おお~、すげ~!! 思わず唸ってしまいました。
滝みたいに流れる湯は飛び散らぬようにビニールがしてあるくらいすごい。是非ともこの混浴内湯を体験してみて欲しいと思います。ちょっと感激してしまいました。
他のお客さんの話を聞くと、アトピーなど皮膚炎に効くそう。月イチで三重県から休日割引を利用して高速でやって来る、という人までいて、またまたビックリです。
お湯は無色透明ですが、奥深い効力を秘めたお湯なのかも。
一度騙されたと思って行ってみて!32人が参考にしています