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投稿日:2023年11月11日
開湯百年の歴史を持つ片品温泉の湯元… (湯元 千代田館)
きくりんさん [入浴日: 2022年9月1日 / 2時間以内]
33.0点
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開湯百年の歴史を持つ片品温泉の湯元
片品川に架かる三松橋のたもとに佇む、昭和初期に開業した片品温泉の老舗旅館。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
古くは「新井の湯」と呼ばれ、地元の方に親しまれていた温泉。その川底から自然湧出する源泉を、村長さんだった初代館主が譲り受け、湯小屋を建てて整備。最初に温泉旅館を開業したので、湯元を名乗られているのだとか。
入浴料600円は、玄関を入って正面のフロントで。フロント横を奥へと進み、突き当たりにある階段で2階へ。左手に廊下を進むと男女別の大浴場があり、男湯は右側です。
籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側手前に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、アロエ系です。
窓際に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 片品温泉 新井の湯)が満ちています。泉温44.6℃を加水・加温なし(気温の低い期間のみ加温あり)で、41℃位で供給。PH9.0で、肌がスベスベする浴感です。コンピューター管理による循環・濾過ありで、掃除の時のみ塩素消毒あり(通常は紫外線消毒あり)ですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、無臭でまろやかな味。サウナは、コロナ禍で休止中でした。
続いて、外の露天風呂へ。大きな東屋風の屋根が付いた4人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。浸かると柵で見えませんが、眼下に片品川のせせらぎ。川風に吹かれつつ、
ずっと貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン77.1mg、カルシウムイオン2.56mg、フッ化物イオン4.2mg、塩化物イオン33.2mg、水酸化物イオン0.2mg、チオ硫酸イオン1.0mg、硫酸イオン32.7mg、炭酸水素イオン50.4mg、炭酸イオン25.6mg、メタケイ酸111mg、メタホウ酸3.6mg、成分総計0.34g15人が参考にしています
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