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全室温泉露天風呂付きの季の庭に28900円で1泊した。
ここは草津か? 温泉付き別荘地の中にあり、雪の中をとても湯畑まで歩いて行ける距離には無い。 車で行くことは連絡してあったが、指示された50m先の駐車場は空きスペースが無く、除雪された雪の山の間のスペースに車体をこすりながら何度も切り返しやっとのことで駐車した。
木の葉と季の庭は玄関は別々だが、中は回廊でつながっており、休み処、風呂は木の葉の施設といってもいいくらいである。
廊下や宴会場がプラスチック畳でも気にならないが、安普請の部屋でプラスチック畳ときては、寛げないし、夜中には部屋を閉め出された子供が泣き止んだかと思えば、今度は隣の部屋のおやじが閉め出され泣く始末。
風呂に行けば、湯桶も湯船もぬるぬるで掃除していないし、湯口の下にほこりが浮かんでいる。
夕食は2部制で20時からだった。 その間に休み処で田楽を食べろということらしい。
朝食も同じ食事処だが、シベリア街道の狭いテーブルに座らされ、ジュース類は有料で、ご飯は昨夜の残りの蒸かし直しをおひつで冷ましたもの。 お代りしたら炊きたてが出てきた。
この宿はJTB手配の客をなめているとしか思えない。
出発時、駐車場の車は30cmの積雪で埋もれていたが、フロントガラスをおざなりに1かきしてあるだけだった。
思いがけないおもてなしどころか、予想だにしない仕打ちを受ける、コスパの悪い高級旅館である。10人が参考にしています