口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2009年1月18日)
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総湯や最古の宿法師がある、温泉街の中心らしき場所からやや離れたところにある、規模の大きな宿です。12月末、平日の昼に訪ねたところ、入り口はお正月にむけて松飾の準備がなされていて、フロントあたりも明かりが消えていたので、日帰り入浴は無理かなと思ったのですが、声を掛けてみると、気さくな女将さんが快く受け入れてくださいました。わざわざお風呂場まで案内していただき、恐縮でした。風呂場の明かりも消されていたので、それを点ける目的もあったのでしょうが、宿風呂の日帰りで、風呂場が点灯されていないことはしばしばなので、日帰り客にも丁寧な宿だと感心しました。
浴場には花形のジャグジーと何十人と一度に入れるくらいのおおきな浴槽があります。洗い場の数に比べるとお風呂の大きさが目立ちます。一方の壁はなんと九谷焼で描かれた壁画になっていました。豪華さはなかなかのものです。その大きな湯舟が放流式になっていて、湯舟のふちから滔々とお湯が溢れています。これまた贅沢なお湯の使いぶりで、驚きました。自家源泉を持つとはいえ、これだけの量のお湯を注ぎ続けるのはたいへんなことでしょう。
外には小ぶりな露天風呂があります。風呂自体は小ぶりですが、その周りに配された岩は迫力があります。ただ、この露天風呂は宿の庭からよく見えるので、注意が必要です。女湯はしっかり目隠しされていたようで、心配ありません。
帰りに庭を拝見しました。お風呂に案内される途中、「よろしければお庭もご覧になってください。」と女将から勧められていたので、ちょっと覗いてみたのですが、これも驚きでした。建物の近くは瀟洒な庭で、まあどこにでもあるような庭なのですが、やや離れたところに自然の川(谷の深さ3mほど)が流れていて、橋まで架けてあります。その向こうも宿の敷地で、裏の山まで道が続いていました。その規模の大きさには参りました。
入浴料が1000円と高めですが、訪ねてみる値打ちはありそうです。ちなみに裏山は桜の木が多く、花の季節を狙っていくとさらに楽しめます。6人が参考にしています
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