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- 兼六温泉の口コミ 初めてのモール泉。
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晩秋の北陸湯巡りの旅、砺波から、氷見に寄り道をして、金沢市内に還って来ました。
旅の一番の目的は「モール泉」を体験する事でございまして、皆様のクチコミをありがたく、拝見させて頂いておりますと、この「金沢界隈」と「東京や神奈川」遠くは「北海道の帯広」にも存在するそうですが「京都在住」の私の手(足?)が、おいそれ届く距離ではなく、しかしながら、どうしても浸かって見たく、今回一番近い金沢に遠征して参りました、念願かなって、初めての入浴と相成りました。
場所は、金沢市暁町、言わずと知れた名勝兼六園の東側になりますでしょうか、幹線道路から、車幅一杯位の狭い路地に入った、住宅街の中にあります、駐車場も用意されていますが、進入の際はくれぐれもご注意を、施設のサイズ的にも、別段飾り付けた観光用の施設でもない「街の銭湯さん」です、入浴料は「大人420円」です。
男女別の入り口から、番台で入浴料を渡し中に進みますと、露天が見える窓の向こうに、何かが見えます・・・「もっモール泉やぁ」しばらく「ボ~ッ」と眺めておりました「おいおい変な、おっさん来よったでぇ」と、店主さんに思われたかも知れませんが(笑)開店直後に伺いましたので、お客さんも、まばらで思わず店主さんに「もっモール泉、はっ初めてなんです、きっ記念撮影しても良いでしょうかぁ」と、営業中なので「ダメもと」でお願いして見ました、店主さん「フッ」と笑みを溢され「良いよ」と、私のケータイには、記念すべき「モール泉」が収まっております、アングルを変えて3枚ほど、今思えば、良いおっさんが「間抜けとも思える、感激をうまく抑えられず」かっこ悪い事をしたものと反省しております、すいませんでした。
さて風呂場の方ですが、雰囲気的には、どこでもありそうな、ご近所様の大事な生活の場である銭湯さんですが、浴槽は奥に、ふたつ、右がやや熱め、段の下がった左が、浸かりやすい39前後でしょうか、内風呂は、加温とごみ取りの為の循環かと思われ、一応「奴」を使っていますが、入浴の邪魔をする事はありませんでした。
ほんとこのモール泉「コロンビアかグァテマラか」濃いコーヒーの様な色をしております、温泉は「ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉」と、どこぞで聞いたことある様な気がする泉質ですが、温泉が湧く時に有機物かなにかが混ざるとこんな色になるとかどうとか、難しい事は、わかりませんが、浴感は、さっぱりしている部類かと感じました、匂いは「これがホントもモール臭」でしょうか、やさしい良い匂いが致します、とりあえずここで身体を温めてから、先ほど「記念撮影」をした、露天風呂に出ました、こちらについては「源泉掛け流し」なのですが、冬に入ったって事で、源泉の注ぎ口の下から、熱い湯を足して浴用の温度に調整しているとの事、それでも湯加減は、36・7、少し温めの物で、粘れない事もないですが、内湯と交互に「モール泉まみれ」の交互浴をズルズルになるまで、堪能致しました。
しばらくすると、常連らしき、近所のご隠居さん連中でしょうか、次々に入って来られ、そんなに広くない浴槽故、邪魔立てする訳にもいかず、ほんとに惜しみながらあがりました、しかしながら、忘れられない経験となりました。
今日の内にもう、一湯、行こうかと思いますが、折角の金沢、少し観光をと、近江町市場にお散歩がてら寄りました、所謂、観光市場かなと思うのですが、海産物が豊富で、今の時期、かにでしょうか、食べずとも、買わずとも、市場を見て回っただけで、私的には満足でございました、可笑しな例えかと思いますが「おばんざいの京都錦市場、焼肉の聖地、大阪鶴橋商店街、海の幸なら、ここ近江町市場やでぇ」って感じでしょうか、金沢観光では、外せないスポットのひとつでしょう、良い所でございます。62人が参考にしています