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ルートイングランティア小松エアポートの探訪記詳細「小松空港近くの「名湯」はルートインに!うぐいす色の濁り湯です!」

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みんなでつくる温泉探訪記

[16/04/07 19:27] コメント数:0 小松 歩

小松空港近くの「名湯」はルートインに!うぐいす色の濁り湯です!

[石川県] ルートイングランティア小松エアポート

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今回の温泉探訪記ガイドはこの人

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小松 歩 (こまつ あゆむ) 称号:温泉ソムリエ
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龍

東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター)。
交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床にて、車でヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は1,500以上。

昨年の北陸新幹線開業で、都民から身近な存在となった北陸。新幹線ではなく、「空の旅」もおすすめです。早割を使えば、金額的にも時間的にも、新幹線よりお得。小松空港利用ならば、山代温泉や粟津温泉といった「名湯」も、約30分の身近な距離です。
しかし、「名湯」ならば、小松空港から車で5分の距離にもあります。その名も「ルートイン グランティア小松エアポート」。あのビジネスホテルチェーン「ルートイン」系列のホテルです。

北陸空の玄関口「小松空港」

記事画像 羽田空港から約1時間の空旅です

東京と金沢を最短2時間半で結ぶ北陸新幹線。空路なら、羽田~小松空港を約1時間で行けちゃいます。一日の離発着は24便もあり、金沢から観光地へのアクセス等を考えると、目的によっては空路の利用も大変便利でお得です。

ルートイン グランティア小松エアポート

記事画像 小松空港から車で5分

金曜の夜、仕事終わりに羽田からの最終便で小松空港へ向かい、空港からタクシーで走ること約5分。「ルートイン グランティア小松エアポート」へ到着です。
元々は「ウェルサンピア小松」という厚生年金の宿泊施設であった施設。2007年からルートインホテルとなり、現在へ至るそうです。結婚式場やゴルフ練習場、テニスコート等を完備した豪華なホテルは、チェックインするだけでもテンションが上がります。

ビジネスホテルと侮るなかれ

記事画像 扉を開けた瞬間に感じる「名湯」の雰囲気

大浴場は男女別の内湯のみ。
15人ほどが入れそうな浴槽に沿い、大きな窓が配された浴室は、露天風呂のように明るい空間。石とタイルのシンプルなつくりですが、浴室の扉を開けた瞬間から漂う温泉の香り、湯船から絶え間なくオーバーフローするお湯、赤茶けた床のタイルに感動。北陸のビジネスホテルは、こんなにレベルが高いのか!と、入る前から一気に心を持っていかれました。

うぐいす色の濁り湯

記事画像 程よい塩ダシ味と金気・硫黄のフレッシュな香り

うぐいす色の美しい濁り湯は、ツルツルスベスベ感とキシキシ感の同居する肌触りで、ふんわり身体を包み込んでくれるやさしいお湯。泉質は、ナトリウム-塩化物泉で、舐めると程よい塩ダシ味に鉄苦味と、いかにもミネラルたっぷりな味です。源泉の利用形態の掲示は見当たりませんでしたが、湯温41.0度、毎分300リットルの湯量、湯船のお湯の状態を考えると、恐らくかけ流しでの利用(加温・消毒も不明)。湯口からは、フレッシュな金気と硫黄の香りを感じられ、目を閉じれば「山奥の秘湯」の風景が浮かんできそうな「名湯」です。
旅館だけでなく、銭湯まで温泉というところも多い石川県。そのなかでも「ルートイン グランティア小松エアポート」のお湯は、屈指の個性と湯質を誇ります。小松空港利用の際は、北陸観光の拠点として、是非この「名湯」を楽しんでください。

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