-
一里野高原の中心に位置し、白山スーパー林道の入口に佇む温泉民宿。平日に、一泊朝食付で利用して来ました。この日は、2階の10畳和室に宿泊。トイレは共同ですが、低料金なので申し分なしです。早速浴衣に着替え、1階の浴室へGO。棚だけの脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、アロエ系です。窓際に、3人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら黄褐色がかった透明の弱食塩泉[源泉名:岩間温泉(一里野温泉)]が、サラサラとオーバーフローしています。源泉67.5℃を、加水して44℃弱位で供給。やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、芒硝臭がして微かに塩味。浴槽の縁や床が、温泉の成分で淡茶色にコーティングされています。窓の外は、建物に囲まれていて、磨りガラス越しにかろうじて、杉林が見える程度。それでも24時間入浴可能なので、かけ流しの湯を一晩中いつでも満喫できるがいいですね。宿泊客が少なかったのか、就寝前にも貸切状態でまったりできました。ちなみに、民宿なので布団は自分で敷きます。
朝食は、1階に併設された食堂「ニコニコ屋」で。山菜や茸を使った、体に優しい和定食。コゴミの胡麻和えや、舞茸と堅豆腐の煮物が旨い。味噌汁に素麺が入っているのは、珍しかったです。
主な成分: ナトリウムイオン315.0mg、カルシウムイオン45.47mg、マグネシウムイオン1.309mg、フェロイオン0.19mg、クロールイオン351.4mg、硫酸イオン116.8mg、ヒドロ炭酸イオン225.8mg、メタケイ酸85.8mg、炭酸イオン5.0mg
10km先からの引き湯
毎分330L 自然湧出
※なお、掲示されていたのは、昭和33年の古い分析書なので参考までに14人が参考にしています