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投稿日:2016年3月16日
白山一里野温泉の快適な湯宿 (一里野高原ホテル ろあん)
きくりんさん [入浴日: 2015年8月5日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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白山スーパー林道の入口近くに建つ、昭和52年に開業した高原の温泉宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。館内に入ると、山荘風の広いロビー。訪れたのは夏ですが、仮に冬に訪れても快適なホテルライフを楽しめそうな、趣ある設えです。
入浴料700円は、玄関から左手のフロントで。右手の階段で2階へ上がり、右手に廊下を進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。石造りの浴室に入ると、左右に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは馬油系です。左側に、10人サイズの石造りL字形内湯かあり、うっすら黄褐色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉[源泉名:岩間温泉(再)]が、源泉かけ流しにされています。10km先の岩間温泉からの引き湯。源泉93.8℃を、加水・加温せず、42℃位に調整。PH7.7で、やや肌がスベスベする浴感です。石組みの湯口から注がれる湯を口に含むと、芒硝臭がして微塩味でした。
続いて、外の露天風呂へ。床は畳敷きで、4人サイズの木造り浴槽が1つ。湯温は41℃位です。茶色い湯の花が沈殿し、浸かると舞い上がります。目の前に広がるのは、杉林の景色。森林浴もしつつ、貸切状態でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン3.0mg、ナトリウムイオン528.1mg、アンモニウムイオン1.3mg、マグネシウムイオン2.5mg、カルシウムイオン30.8mg、ストロンチウムイオン2.8mg、マンガンイオン0.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、フッ素イオン2.4mg、塩素イオン591.1mg、臭素イオン2.5mg、硫酸イオン202.0mg、メタ亜ヒ酸イオン0.3mg、ヒドロリン酸イオン0.6mg、炭酸水素イオン345.1mg、炭酸イオン1.3mg、メタケイ酸182.7mg、メタホウ酸10.1mg、遊離炭酸26.9mg、成分総計1.967g
※なお脱衣場には、岩間山荘と同じ昭和33年の分析書しか掲示されておらず、フロントで尋ねたら平成16年(それでも古いが)の分析書のコピーをくれました。ということで、上記は参考までに。45人が参考にしています
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