車を使わずに行ってみたら籠の坊バス停付近はなんと電波ナシ。このサイトの閲覧も当然無理。
探すのに長期戦を覚悟していましたが、バス停の目の前にある三ツ矢サイダー跡地の炭酸泉の奥にある河原にあっさり見つかりました。
夏ですし、目の前は川。水着もある、あわよくば冷泉入浴と思いましたが、経年の湯の花の堆積によりもはや足湯すら無理な浅さと化していました・・・。5cmはないかなってところ。
しかもそれでも三ツ矢サイダー跡地の源泉に比べると正直炭酸感がない。
仕方がないので手だけ少し濡らし、すでに帰ってしまったバスを諦めて篠山営業所までの11kmを歩いて帰ったのでした・・・
ここの管理どころか籠の坊温泉はどこも人気もなく迎える様子もなく、もう温泉としての死を迎えているのかもしれません・・・いい炭酸泉なんですけどね、三ツ矢サイダーの方は。あれ、足湯できないのかな。

兵庫県篠山市、籠坊温泉にある野湯です。

某サイトでこの存在を知り訪問してみたものの川沿いの道路を何度か往復しても見つかりません。
渓山荘あたりと思い、駐車して付近を散策するも見つからず。次に籠坊公民館に車を止め、付近の住民に聞きこみし、やっと場所が解りました。　その湯船は渓山荘と旅館湯の壺の中間付近の廃旅館の真裏に存在しました。親切な住民の方に色々とこの野湯の歴史や廃旅館のいきさつ等をお聞きしましたが割愛、この旅館が以前所有していたもののようです。
冷泉である事は解っていた上で、海パン持参で入浴する気満々だったのですが、いざ目の前にすると、温泉水は付近の水並に冷たい。また得体の知れない油膜のようなものがプカプカ浮いている。湯船は１人用サイズで底も深くはない様子。地獄谷野猿公苑の糞まみれ猿専用湯船以来の断念となってしまった。
飲泉しましたが、あまり味は無く期待していた炭酸味も皆無、足湯だけして帰りました。
されど関西では稀少な野湯。また春になってからチャレンジしてみたいと思います。