半年前に訪れた有名な「ながの湯」のすぐ近くにある日帰り温泉施設で、幾つかの貸切風呂も併設されているようでしたが、今回は大浴場へ入浴しました。10人以上は入れる内湯には長湯温泉らしい緑色の濁り湯が掛け流され、浴槽の縁や床は析出物で覆われていました。外へ出ると、真ん中に小さな浴槽が一つと、一番奥の陰に隠れた場所には、目の前に川が流れる数人用の浴槽がありました。この浴槽のみお湯は温めで、ゴボッゴボッとまるで間欠泉のごとくパイプからお湯が湧き出していました。長湯も可能で炭酸泉を堪能するには十分でしたが、目の前の川は人工物のコンクリートで固められているため、今一つ風情に欠けるのが唯一残念でありました。

長湯温泉の外れにある比較的新しい日帰り温泉施設になります。

こちらは家族湯が凄く人気があるようですが、１人なので大浴場(公衆浴場)を利用しました。

大浴場は大人５００円(小学生２５０円）で１０～１２人位いけそうな石造りの内風呂・ぬる湯の２～３人サイズの露天・川沿いの５～６人サイズの露天と３つの浴槽がありまして、すべて掛け流しで味わえます。

お湯は泉温約５３度の源泉が投入量だけで湯温調整されておりまして、内湯は４３～４４度位と少し熱め・ぬる湯の露天は４０度弱・川沿いの露天は４２度位の適温になっておりました。お湯は長湯温泉の中でもバランスの取れた印象でしたが、一度貯タンに貯めてから家族湯・男女大浴場・足湯に配湯されておりまして、鮮度は他のストレート掛け流しの共同湯なんかに比べると若干落ちる感じがしましたが、それでも十分に楽しめまして私的には結構気にいりました。

※画像は露天(ぬる湯）になります。