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投稿日:2006年1月10日
菊の湯と同じ湯が掛け流されてる小さな宿 (源泉そのまま やましたや(閉館しました))
なっちゃんさん [入浴日: - / - ]
55.0点
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山代にも同音の有名旅館がありますが、こちらは山中温泉総湯・菊の湯の手前にある小さな旅館です。
ここは「源泉そのまま」と銘打っており、菊の湯と同じ3号源泉を利用しており、
しかも加温加水循環消毒なしの掛け流しをかたくなに守っております。
浴場は内湯のみで決して広いわけではなくタイルも一部継ぎ足しされてたりしてますが、
底から石膏芒硝泉が惜しげもなく湧き出ておりこれをずっと独占、
聞こえるのはあふれ出た湯が排水口に落ちる音だけ、その音も心地よく、
いい加減湯から出ようとしても湯舟から出るのが惜しいくらい、
気がつけば1時間近く湯から出たりつかったりを繰り返してました。
湯上がり後はアンティーク調のロビーで珈琲を一杯、ロビーの雰囲気もこじんまりながら気に入りました。
温泉街の庶民的な雰囲気を味わうのも兼ねてなら共同湯である菊の湯がいいですが、
山中の湯を純粋に楽しみたいならここをおすすめします。
旅館なので700円と菊の湯の倍近くの入湯料ですが、
再びここの湯を楽しみに再訪を期するべく雪が舞う中宿を出ました。
山中を訪れると心地いい芒硝石膏泉と温泉街‥というか毎回歩く鶴仙渓の散策が待っているのですが、
この宿を知ってまた新たな楽しみができました。
ただ残念ながら今回鶴仙渓は大雪のため散策できず、
当日は150cmも積もっており遊歩道も雪に埋もれておりました。
(2006.1.7入湯)0人が参考にしています
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