おふろ好きユーザーが選んだ全国No.1サウナを発表!
ニフティ温泉ニュース
人気エリア
東京
関東
神奈川
埼玉
北海道
大分
関西(近畿)
千葉
大阪
愛知
最終更新日:2023年07月25日

間欠泉が見られる!日本全国の温泉地10選 全国

間欠泉を見たこと、聞いたことありますか?間欠泉とは、自然に水蒸気が噴き上がる現象で、国内でも見られる所はわずかな貴重な現象です。

そんな間欠泉とは何か、国内だけでなく世界ではどこにあるかも解説していきます!温泉ソムリエマスターの資格を持つ筆者が選ぶ、日本全国の間欠泉があるおすすめな温泉地も紹介していきますよ!

間欠泉とは

間欠泉とは、熱水や水蒸気を一定の間隔のもと、垂直に吹き上げる現象のことを言います。噴水と似たような現象ですが、近くで見ると迫力が段違いです!人工的ではない、その自然現象に驚く人は多いでしょう。
日本国内でも見られる所がいくつかありますが、世界各国、特に火山地帯の国で間欠泉を見ることができます。

一方で、間欠泉は一度吹き上がると長続きせず、実は現在では見られなくなっている所もあります。いつまで見られるか分かりませんし、次第に吹き上げる量が減ってきている所もあるので、見たい方はぜひ早めに行くのをオススメします!

間欠泉の仕組みは?

では、間欠泉の仕組みを紹介します。間欠泉の仕組みには2種類あると言われています。
一つ目が「空洞説」です。地面に空洞があり、地下にたまった地下水が地熱によって温められ水蒸気となり、爆発的に噴き上がる現象です。多くの間欠泉は地上20~30mを一気に上がってくると言われており、空洞説は規模の大きい間欠泉で見られる仕組みと言われています。

もう一つが「垂直管説」と言われる説です。こちらは地中にある垂直に近い管の中に地下水がたまっており、それが地熱によって温められて、水蒸気が噴出と言われています。こちらは長い空洞の中を水蒸気が通らないため、噴出量は少なく、比較的小規模な間欠泉に多い仕組みと言われています。

世界で有名な間欠泉

日本以外でも有名な間欠泉は多くあります。最も有名なのがアメリカの「イエローストーン」。10日前後と噴出する周期がかなり長く、一度噴出すると1時間以上も続くほどです。周りには噴泉ができるくらい巨大な国立公園となっています。
アイスランド:ゲイシール

また、アイスランドには「ゲイシール」と呼ばれる間欠泉があります。間欠泉は英語で「geyser」と表し、この単語が由来と言われています。日本以外の温泉で有名な国の一つでもあるアイスランド。こちらでも間欠泉、温泉ともに楽しむのもいいでしょう。
その他にも火山が多い国であるニュージーランドや、アジアでもタイなどに間欠泉があります。

間欠泉が見られる!日本全国の温泉地10選

①しかべ間歇泉 / 鹿部温泉 鹿の湯(北海道鹿部町)

間欠泉で最も有名な施設といえば、北海道鹿部町の「しかべ間歇泉」。寛文元年(1661年)津軽から訪れた伊藤源五郎が温泉で傷を癒している鹿を見つけたのが「鹿の湯」の名前の由来となっています。

当時この地は、海岸沿いの浜辺に自然湧出していた温泉です。その後、大正9年に「温泉旅館 鹿の湯」として誕生し、今に至っています。創業以来、鹿の湯は湯量豊富な名湯として道内外のお客様に古くから親しまれております。道の駅で間欠泉が見られるなど、観光名所にもなっている鹿部町に訪れてみるのはいかがでしょうか?

しかべ間歇泉
高さ 約15m以上
間隔 約10分


超ローカル線にて揺られたどり着いた雪の静かな港町、鹿部。
疲れと空腹が吹き飛ぶ良宿で特にゴッコ汁&ゴッコ天婦羅は超美味でした。
湯も雰囲気も安心◎ですよ。 
Ph10さんの口コミ


②羅臼間歇泉 / 羅臼温泉 熊の湯(北海道羅臼町)

出典:https://kanko.rausu-town.jp/spots/view/6

次も北海道の間欠泉を紹介します。それが道東の羅臼間歇泉です。その近くにあるのが無料で入浴可能な露天風呂「熊の湯」です。

知床にある温泉で、知床の中でも野湯で大自然を感じられるような施設となっています。地元の方が管理されているので、マナーを守って楽しく入浴しましょう。

羅臼間歇泉
高さ 約10m弱
間隔 40分〜2時間



地元の人たちで管理されてる無料露天風呂 
特徴 
⭐️めちゃ熱い 
源泉のホースからは火傷を負う源泉が流れ混んでいる 
水もホースから流し混んでいる 
小さな露天風呂であるが熱い場所とまあ熱い場所がある 
女風呂は熱く入泉できなかったとか 
⭐️漁師さん達の憩いの場 
観光客は入れてもらう意識を持ってマナーを守るべき温泉かも 
⭐️無料ではあるが、募金箱があるので100円か200円入れてもいいかもね 
Tesla1432さんの口コミ


③泉源公園 / 大湯沼川天然足湯(北海道登別市)

出典:https://noboribetsu-spa.jp/spot/spot0079/

さらに北海道の間欠泉を紹介します。それが北海道でも有名な温泉地でもある登別にある「泉源公園」です。その中でも「大湯沼川天然足湯」を紹介します。

大湯沼川探勝歩道に位置する大正地獄のすぐ近くに、大湯沼から溢れ出した温泉で天然足湯を楽しむ事ができます。自然の中で森林浴をしながら、散策の疲れを癒すことができますよ。そのほかにも温泉が多い登別。間欠泉も同時に楽しんじゃいましょう!

泉源公園
間隔 約3時間


登別温泉街~徒歩15分位の所にあります( ̄∀ ̄)川の水に源泉が混ざり合っていて、足を入れると適度な温度で、木々に囲まれ、癒されます♪
散歩がてら、行かれてみてはいかがですか( ̄∀ ̄) 
やまべ~さんの口コミ

④羽根沢温泉 / 羽根沢温泉 松葉荘(山形県鮭川村)

次に山形県にある間欠泉を紹介します。「羽根沢温泉」と言われる大正時代に発掘された、とろみ成分の強い温泉です。羽根沢温泉の地名は藩政時代に矢羽に用いる鷹の羽を献上したことに由来するといわれています。

羽根沢の湯は、大正8年に始まった石油採掘中に湧き出しました。県内でも数少ない間欠泉で、肌にまとわりつくようなとろりとした感触で、「美神(人)の湯」と言われるほどのまさに美肌の湯!お肌がつるつるになります。 また、外傷など多くの効能を有しており、このお湯を求めて、県内外から多くのリピーターが訪れています。


自遊人パスポートを利用し瀬見温泉とセットで日帰り入浴して来ました。
羽根沢温泉の存在を知らなかったので正直期待していませんでしたが、
いざ入浴してみると今まで体験した事ない位とろみのある湯でしかも豪快に掛け流されています。
鄙びた温泉街ですが良い感じの共同浴場もあるのでまた訪れたいと思います 
ランクル77さんの口コミ

⑤鬼首かんけつ泉 / すぱ鬼首の湯(宮城県大崎市)

次に紹介するのが宮城県にある「鬼首(おにこうべ)かんけつ泉」にある「すぱ鬼首の湯」です。鬼首かんけつ泉には、約10分間隔で15m程噴出する間欠泉「弁天」と、10~20分間隔で2~3m噴出する間欠泉「雲竜」の2つの間欠泉があります。

雄大な大自然に囲まれた吹上高原にある日帰り温泉施設で、大きめの内風呂と開放的な露天風呂があります。 内風呂はタイル風呂とレンガ造り。露天風呂は木造りと岩造りがあり、雄大な山並が見渡せ、爽快な気分にさせてくれます。 夕暮れの露天風呂もおすすめですよ。間欠泉は約10分に15m上がる間欠泉。温泉ともに噴き上がる間欠泉も楽しんでください!

鬼首かんけつ泉
「雲竜」
高さ 約2〜3m
間隔 10分〜20分

「弁天」
高さ 約15m
間隔 約10分


冬季は雪深くてなかなか足が向く場所ではありませんが、夏場は付近一帯が荒涼として静閑なため、
気持ち良くお風呂を堪能できることが出来ます。
そんなシチュエーションにある露天風呂はやはり気持ちがよいものです。
お湯はナトリウム系で保温性が高かった記憶があります。本当に付近は何もありません(汗)。 
にらまるさんの口コミ

⑥那須塩原 / 塩原元湯温泉 ゑびすや(栃木県那須塩原市)


ここからは関東地方にある間欠泉を紹介します。まずは避暑地などでも有名な那須塩原にある間欠泉です。那須塩原の温泉郷の一つである塩原元湯温泉には、3軒の個性豊かな泉質を持つ湯宿があります。「ゑびすや」はその一つで間欠泉で有名です。

ぬる湯では、間欠泉のある温泉地では珍しい混浴風呂にあります。写真の左側「梶原の湯」という約40度の源泉が投入され、湯船の中は38度前後。細長い浴槽は「弘法の湯」という間欠泉で、52度の熱い源泉が不定期に注ぎ込まれます。塩原最古の温泉でもあり、天然の間欠泉を感じられるのがこちらの施設。硫黄泉も楽しめるので身体の中からも温泉を感じてみてください。


持参した酸化還元電位値の数値は-270mv 新鮮な湯だ それもそはず簡潔で噴き出す湯口が浴槽にある
じぃ~っとしているとボコボコと突如吹き出す(弘法の湯)湯は乳白色でさっぱり 
熱い湯に対してぬるい源泉(梶原の湯)があり 交互に浸ると 温泉効果抜群かね 
まるそうさんの口コミ

⑦川俣温泉 / 川俣温泉間欠泉展望台の足湯(栃木県日光市)

川俣一柳閣近くの間欠泉展望台の足湯。全身浴ではありませんが、間欠泉が噴き出すのを待つのにちょうどよい足湯が楽しめます。

冬なのに熱くて雪で温度を薄めて入るくらいの温度の高さ。間欠泉の噴き出す間隔は60~70分と長めなものの、のんびり間欠泉が楽しめるポイントです。複数名で雑談しながら入っているとあっという間に噴き出す瞬間に巡り合えます。季節問わず、間欠泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?もちろん近くには全身疲れる温泉もあるので、温泉巡りもしてみましょう!

羅臼間歇泉
高さ 最大20〜30m
間隔 約20分



⑧大湯間欠泉 / 貸切温泉のコンドミニアム グランビュー熱海(静岡県熱海市)

貸切温泉のコンドミニアム「グランビュー熱海」にも間欠泉があります。それが「大湯間欠泉」です。「御汲湯(おくみゆ)」と呼ばれる歴代徳川将軍が楽しんだ熱海温泉や広々展望露天風呂。そこに間欠泉があり、雄大な海を眺めながら寛げる施設です。

「グランビュー熱海」は誰もが気軽に利用できる新しいリゾート施設。本来は温泉が約90度と非常に高温なので湯樽が江戸城に着くころにはちょうどいい湯加減だったようです。その風景から「熱海よいとこ日の丸たてて御本丸へとお湯が行く」という唄が生まれました。関東からも近い熱海に出かけて、温泉や間欠泉を楽しんでみてください。


泉質がとても良かったです!お肌がつるつるになりました。
お湯は熱々なので芯から身体が温まり、とても癒されました。 
りりこさんの口コミ

⑨龍巻地獄 / 海地獄・別府温泉 鬼石の湯(大分県別府市)

おんせん県・大分、そして温泉の湧出量日本一の別府温泉には昔から温泉の噴出口が多く、街中を歩いていても至る所から湯気が出ているほどです。その中でも近づくができないほどの噴出口があり、それが「地獄」と称されており、地獄めぐりは別府の有名な観光地となっています。中でも間欠泉があるのが「龍巻地獄」。龍巻地獄をみながら入る温泉や足湯はありませんが、その近くにある温浴施設と足湯を一つずつ紹介します。

まず、海地獄のすぐそばにある「鬼石の湯」です。日本一のおんせん県の中でも特に湧出量が多い、別府市鉄輪(かんなわ)に位置する日帰りの入浴施設でコバルトブルーの地獄を見たあとにすぐ入浴できる温泉です。広々とした内湯と露天風呂、展望風呂まであり、景色も楽しめる設計です。さらに家族風呂もあるので、家族でも楽しめるようになっていますよ。

龍巻地獄
高さ 約50m
間隔 約5分



鬼石坊主地獄の受付の脇が通路になっており、道なりに進むと鬼石の湯の入泉口。
通常は600円ですが、値引券の利用で500円で入泉しました。
2階にある桧を使った露天風呂、温度も丁度よく気持ちよく入泉出来ました。また、機会があれば訪れたいです。
波止師/広島さんの口コミ

⑩龍巻地獄 / かまど地獄 足湯(大分県別府市)

先ほど紹介した別府の地獄には、足湯がある施設もあります。その中の一つが「かまど地獄」です。地獄への入場だけで、足湯に浸かれます。着替えるのが面倒な場合でも、足だけ本格的な温泉に入ることができます。

旅行で歩き疲れた足をゆっくり休めることができますし、寒い冬などは足元からポカポカになることができます。観光もできて温泉も入れて一石二鳥ですよね!ぜひ大分で間欠泉や地獄めぐりを楽しんでみましょう!

龍巻地獄
高さ 約50m
間隔 約5分



公表はしていないが、じつは貸切風呂があり、足湯と同じ三丁目源泉の風呂に入れます。
足湯には目もくれず、風呂に入ってきました。湯の色は青白い色ではなく、
無色透明に近かったが、温泉が新鮮だったためでしょう。
湯巡り三昧さんの口コミ

関連タグ
この記事を読んだ方におすすめの関連記事
この記事を書いたライター
なおたか
なおたか

千葉県在住の温泉ソムリエ。平日も休日も温泉を楽しんでいます!おんせん県・大分を中心に九州を広く巡りました!関東周辺の温泉やサウナもよく行きます

温泉ソムリエ,温泉ソムリエマスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,気象予報士,防災士,北海道観光マスター,温泉観光実践士,別府八湯温泉道 表泉家 名人,九州八十八湯めぐり 泉人

編集部おすすめの温泉・スパコラム
最新の温泉・スパコラム
エリア一覧
人気のタグ
TOPへもどる