おふろ好きユーザーが選んだ全国No.1サウナを発表!
ニフティ温泉ニュース
人気エリア
東京
関東
神奈川
埼玉
北海道
大分
関西(近畿)
千葉
大阪
愛知
作成日:2024年05月10日

お風呂の最適温度とは?温度別の効果やメリット、光熱費の最適化方法を解説 全国

「最適なお風呂の温度は何度なのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?家族の好みの温度が人によって異なり、頭を悩ませた経験がある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、お風呂の温度にまつわる基本的な情報を解説します。温度による相違点や高いガス代を節約する方法についても触れていくので、興味のある方はぜひご覧ください。

お風呂の最適温度の考え方

お風呂の最適温度の考え方
「最適な温度のお風呂に入りたい」と思っても、そもそも「最適」とはどんな状態を指すのか知らない人も多いですよね。この段落では、お風呂の湯温を考えるうえで基礎となる情報を紹介します。

リラックス効果が得られる湯温

ここでは、「お風呂の最適温度」が「入浴時に身体がリラックスし、心地よさを覚える温度」という意味を持つと考えます。

人によって差はありますが、だいたい38~40℃前後が温度の目安です。平熱よりも少し熱いお湯に浸かることで副交感神経が刺激されるので、心身ともに安らげるはず。

あまりにお湯が熱すぎると交感神経が刺激→興奮を促すため、リラックス効果を求める場合は避けたほうがいいでしょう。

夏と冬でお風呂の適温は違う?季節別の違い

みなさんは「季節によってお湯の感じ方が異なる」と思ったことはないでしょうか。基本的に、「夏は冬よりも、お湯の温度が低い方が心地よく感じる」といわれています。なぜなら、夏は人間の体温が上がりやすいからです。

逆に、冬は夏よりも、お湯の温度を高めると心地よく感じると言われています。
とはいえ、冬はヒートショックなどの影響が特に懸念されるため、温度の上げすぎには気をつけましょう。

以上のことから、季節に合わせて温度を調整することが、お風呂を適温で楽しむコツといえます

入浴者による適温の違い

「大人は熱いお湯が好きだけれど、子どもはぬるいお湯が好き」という意識のギャップは、世代による温度の感じ方の違いにあります。

子どもは大人と比べると肌が敏感なこともあり、大人と同じ温度のお風呂に入ると熱すぎると感じる可能性があります。熱々の一番風呂よりも、お湯の温度が下がりつつある後半の順番で入浴させるといいでしょう。

お風呂の温度による効果の違い

お風呂の温度による効果の違い
ぬるめから高温まで、お風呂の温度にはさまざまな違いがあります。ここでは、人間の体が受ける影響をお湯の温度別にまとめました。

湯温38~39℃で得られるのは癒やし効果

一般的にぬるめのお湯として認識されている38~39℃のお湯は、癒し効果が期待できると考えられています。副交感神経が優位になるうえに血圧も下がり、まどろむような感覚が味わえるでしょう。

「お湯が熱いから早くお風呂から出たい」と感じる機会も少なく、ゆっくりとバスタイムを過ごせるところもポイントです。

湯温40~41℃で得られるのは保温効果

40~41℃のお湯は、「中温浴」とも呼ばれています。副交感神経の刺激に加えて、身体をしっかりと保温してくれるところが魅力です。「リラックス効果を重視したいけれど、身体もあたためたい」という人におすすめします。

湯温42℃以上で得られるのは気分の切り替え効果

42℃を超える高温のお湯に入ると、交感神経が活性化して血圧が高まるといわれています。気分の切り替えなどに役立ちますが、心臓などに負荷がかかってしまうため、入浴時間に制限を設けるべきでしょう。

最適温度で入浴するメリット3つ

最適温度で入浴するメリット3つ
お風呂の温度が変わると、身体が受ける影響にも変化が出ます。リラックス効果を与えるとされる「最適温度」で入浴すると、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット1:身体への負担が軽減できる

熱すぎるお湯は身体に負担をかけてしまいますが、最適温度ならその心配を減らすことができます。入浴中の事故やアクシデントを防げるため、安全なバスタイムも実現できるでしょう。癒し効果を感じることで、ゆったりとした至高の時間を過ごすこともできますよ。

メリット2:スムーズに睡眠できる

安眠効果が期待できるところも、最適温度の大きなメリットです。程よい温度のお湯に浸かることで身体があたためられると、就寝前に体温が少しずつ下がって眠気を感じやすくなります。最近寝つきの悪さを自覚している人は、最適温度での入浴を心がけるといいですね。

メリット3:自己治癒力が上がる

身体の自己治癒力が上がりやすいことも、メリットの1つだと考えられています。入浴による加温で、体温を平熱より少し高めにすることでヒートショックプロテインと呼ばれるタンパク質が生成されやすくなるからです。

「最近体調不良が続いている」「もっと健康な生活を送りたい」といった人はぜひ試してみてください。なお、温度調整を間違えると思ったような効果が得られない可能性もあるため、よく下調べをして、自分にあう方法を見つけましょう。

お風呂の最適温度で光熱費をすぐに節約できる方法3つ

お風呂の最適温度で光熱費をすぐに節約できる方法3つ
お風呂の温度について考えると、どうしても気になってしまうのが光熱費の問題ですよね。ここでは、最適温度での入浴と光熱費の節約を両方実現するための方法を3つ取り上げます。

節約方法その1:冬でも設定温度は最適温度に設定

寒い季節は体が冷えるため、お風呂の温度を高温にしてしまう人も多いはず。しかし、あまり高い温度を設定してしまうと、身体の負担と光熱費をともにアップさせてしまいます。冬でも最適温度を守ることが、無駄な出費を防ぐことにつながりますよ。

もし入浴中に寒さを感じたら、発汗作用のある入浴剤や保温機などを使うのも1つのアイデアです。寒さを感じた時にたし湯や追い焚きをして、上がるまでの短い時間を高温で楽しむのもアリです。最適温度と身体の保温効果を両立できるよう、さまざまな工夫を施してみましょう。

節約方法その2:湯船に蓋をして保温を徹底

お湯のあたたかさを長時間キープするために、お風呂用の蓋や保温シートを活用しましょう。浴槽にかぶせるだけで、湯面から熱が放出することを防げます。結果的に何度も追い焚きをしなくて済むので、光熱費のカットをもたらすでしょう。

お風呂用の蓋には「カビの発生を防止する」などほかにもさまざまな利点があるので、1つ購入しておくといいですね。

節約方法その3:連続して入浴

家族の人数が多い場合は、あまり長い間をあけずに連続して入浴するよう心がけましょう。そうすることで、追い焚きを何度もおこなわなくてもあたたかいお風呂が楽しめます。

入浴する順番や時間を前もって決めておくと、さらにスムーズかつスピーディー!家族全員で協力して、光熱費削減を目指しましょう。

心地よい湯温でリラックスしてお風呂を楽しもう

心地よい湯温でリラックスしてお風呂を楽しもう
お風呂に入浴する際は、多くのメリットがある「最適温度」を意識するといいでしょう。身体の負担を抑えられたり、心地よい睡眠を導けたりします。やり方を工夫することで、光熱費の削減をともに叶えることも可能。今回紹介した内容を参考にして、素敵なバスタイムを満喫してみてくださいね。

この記事を読んだ方におすすめの関連記事
この記事を書いたライター
岩井パン
岩井パン

関東在住フリーライター。長野県出身。温泉好きな両親のもとに生まれました。お湯に浸かりながら、ぼーっと天井の木目を眺める時間が好きです。

編集部おすすめの温泉・スパコラム
最新の温泉・スパコラム
エリア一覧
人気のタグ
TOPへもどる