最終更新日:2021年10月22日
温泉界を賑わす注目の存在、東大温泉サークルに訊く!目的別イチオシ温泉5選 関東
誰もが認める日本の最難関大学、東京大学。その狭き門をくぐり抜けたインテリジェンスたちによって結成された温泉サークル「OKR(おける)」が、いま温泉業界ではちょっとした話題となっています。
今回は、学生ならではの行動力に「さすがは東大」という探求心を備えた彼らを編集部にお招きして、サークル立ち上げの経緯や活動内容、そして彼らイチオシの温泉施設などを徹底インタビュー。こちらの予想を大きく上回る濃密な情報と熱い想いをたっぷりと聞くことができました!
今回は、学生ならではの行動力に「さすがは東大」という探求心を備えた彼らを編集部にお招きして、サークル立ち上げの経緯や活動内容、そして彼らイチオシの温泉施設などを徹底インタビュー。こちらの予想を大きく上回る濃密な情報と熱い想いをたっぷりと聞くことができました!
東大生が立ち上げた本気の温泉サークルOKR(おける)
今回インタビューしたのはサークル結成時から行動を共にする、左から佐々木奈乃子さん(教養学部2年)、比護祐介さん(OKR代表、教養学部2年)、池田春花さん(教養学部2年)の3名。
なぜいま「温泉」サークルなのか
サークルの立ち上げは2015年8月。代表である比護さんの想いにクラスメートの数名が賛同したことから始まります。
「ある調査によると日本人の8割は温泉好きというデータがあるのですが、実際にどれくらい温泉に足を運んでいるかというと1年で5回以下という人が90%以上を占めているんですね。日本人に温泉というと、とても密接なイメージがあると思いますが、実際のところはそれほどでもないんです。なので、世の中にもっと温泉を身近に感じてもらうために何かできないかと、クラスの仲間に声をかけて温泉サークルを立ち上げることにしました。」
常に湯治中!? 温泉中心の学生生活
現在の東大2年生が中心となってスタートしたOKRですが、その活動を伝えるHPやSNSを通じて他大学からの入会者も増加。また今春入学してきた1年生も加わって、現在は約60人という大規模サークルに育っています。
温泉ソムリエの資格も持つ代表の比護さんに、その温泉愛を探るべく一ヶ月あたりの温泉利用回数を聞いたところ、なんと平均10回!
比護さんによると週に1、2回の利用でも「湯治」と同じような薬理効果が得られるということなので、考え方によっては一年中湯治をしているともいえるほどの熱愛ぶりがうかがえます。
比護さんによると週に1、2回の利用でも「湯治」と同じような薬理効果が得られるということなので、考え方によっては一年中湯治をしているともいえるほどの熱愛ぶりがうかがえます。
まず自分たちが楽しみ、その楽しさを人々に伝えよう
温泉を拠り所とした飲み会サークルとは違い、大真面目に温泉の未来を考え、正面から向き合って行動する彼ら。基本的には「自分たちが温泉を楽しむこと」と「温泉の魅力を世の中に伝えること」を二本柱として活動しています。
「まず自分たちが温泉を知り、楽しむために、月に2回東京近郊の日帰り温泉に出かけています。各メンバーから希望を聞いて行く温泉を決めるのですが、施設自体の魅力に加えて、紅葉や桜など時期的な要素も取り入れて選ぶようにしていますね。
また、夏と冬には遠方の名湯、秘湯を訪ねる合宿があり、サークルの一大イベントとなっています。」
また、夏と冬には遠方の名湯、秘湯を訪ねる合宿があり、サークルの一大イベントとなっています。」
温泉を楽しむだけでなく、その魅力を伝えることにも大きなやりがいを感じているOKRのメンバー。
間もなく行われる学園祭では、温泉を飲む「飲泉」の文化を知ってもらおうと、ソフトドリンクやお酒を温泉で割った「温泉割り」を販売。さらにそこで手ごたえがあれば、飲食チェーンへ売り込みの計画もあるとか。
ほかにも、探してみると意外と少ない「名湯、秘湯ツアー」のプロデュースなどもアイデアとして練ってあるとのこと。現実味のある企画力や行動力にも、どこか東大らしさがうかがえます。
間もなく行われる学園祭では、温泉を飲む「飲泉」の文化を知ってもらおうと、ソフトドリンクやお酒を温泉で割った「温泉割り」を販売。さらにそこで手ごたえがあれば、飲食チェーンへ売り込みの計画もあるとか。
ほかにも、探してみると意外と少ない「名湯、秘湯ツアー」のプロデュースなどもアイデアとして練ってあるとのこと。現実味のある企画力や行動力にも、どこか東大らしさがうかがえます。
OKR認定、目的別イチオシ温泉5選
魅力的な温泉を見つけ出しては、次々と湯破してゆくOKRのメンバーたち。そんな彼らに、東京近郊でイチオシの日帰り温泉を目的別にピックアップしてもらいました。
【景色でイチオシ】 縄文天然温泉 志楽の湯(川崎)
「『癒し空間演出のカリスマ』として、熊本県にある黒川温泉を再生させたことで有名な後藤哲也さんの指導によって作られた露天風呂が魅力。工場の跡地を一変させたその景観は一見の価値アリでしょう。」
縄文天然温泉 志楽の湯
縄文天然温泉 志楽の湯
【美肌効果でイチオシ】 季乃彩(多摩)
「美肌効果が期待できる泉質として、代表的なのは炭酸水素塩泉ですね。肌をツルツル、スベスベにするクレンジング作用があるのですが、その一方、湯上りに肌が乾燥してしまうという弱点もあるんです。でも、こちらの温泉は炭酸水素塩泉に加えて保湿効果のある塩化物泉でもあるので、湯上りに肌がしっとりするのが特長です。また、源泉かけ流しで消毒されていないので、地下から湧いた温泉そのものが楽しめるのもいいですね。」
季乃彩
季乃彩
【アクセスでイチオシ】 高井戸天然温泉 美しの湯(杉並区)
「環八沿い、井の頭線の高井戸駅から徒歩2分という好立地にありながら、露天風呂、アトラクション風呂など様々なお湯が楽しめる温泉施設です。電車で移動することがメインの私たちにとって、とてもありがたい温泉ですね。」
高井戸天然温泉 美しの湯
高井戸天然温泉 美しの湯
【ユニークさでイチオシ】 深大寺天然温泉 湯守の里(多摩)
【総合力でイチオシ】 宮前平源泉 湯けむりの庄(川崎)
「まず、施設へ一歩踏み入れるなり高級感に包まれます。お風呂のバリエーションも豊富で源泉かけ流しの露天もあるなど、湯使いがとてもいいですね。また、お風呂から上がったあとのリラックススペースも充実していて、有料ではありますが、女性専用の鍵付き休憩室を備えているのもポイント高いです。」
宮前平源泉 湯けむりの庄
宮前平源泉 湯けむりの庄
東大生も興味津々!? 便利でお得な温泉アプリ「おふろぐ」
口コミの数がすごい!投稿された方の年代も表示されているので、世代の近い方の意見はとても参考になりますね。(佐々木さん)
詳細な温泉体験レポートが読めるのはいいですね。実際に現地に行って書かれているだけあって、臨場感があります。みんなで行く温泉を決める際にとても参考になりそうです。(池田さん)
施設検索のときに使う、こだわり条件のチェックボックスがとても細かくていいですね!この機能だけでも「おふろぐ」を使う価値があると思いますよ。(比護さん)
様々な温泉情報を調べられるだけでなく、お得なクーポンも利用可能なアプリ「おふろぐ」と、独自の行動力で温泉の魅力を発信し続ける東大温泉サークル「OKR(おける)」。今後はどちらも温泉界を賑わす目の離せない存在となっていくのではないでしょうか。
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