サントリー株式会社の宣伝部で、ノンアルコール飲料のプロモーションを担当している田嶋悠香さん。好きなことを仕事にしながら、プライベートでは二児の母として充実した毎日を過ごしています。
今回は、仕事でもプライベートでも、自分の心をないがしろにせず、好きという気持ちと向き合って暮らしているという田嶋さんの日常を豊かにするために実践していることをお聞きしました。
INDEX
1. 朝の1杯のコーヒーの「自分時間」で1日をスタート
朝は必ず、コーヒーを1杯飲んでいます。コーヒーを淹れるときの「待っている時間」がすごく好きなんです。コーヒーマシーンを使うこともありますが、時間がある時にはハンドドリップで淹れています。
コーヒーを抽出している時の、“ぼーっ”とただ待つ時間も気に入っています。子育てや仕事で忙しい毎日の中にある、貴重な「自分ひとりの時間」なんですよね。
“ぼーっ”としながら「今日何やるんだっけ？」などと考えて頭を整理し、1日の活動をスタートさせる準備にもなっています。
コーヒー豆は、特定のものを決めているわけではありません。ふと目に留まったお店のスペシャルブレンドとか、その時期しか味わえないシーズンブレンドの豆を買っています。トレンドものが気になることが多いです（笑）コーヒーを淹れる時間と飲む時間、ともに大切にしている時間です。
2. 野外フェスや読書！好きなことを楽しむ
自分が「好きなこと」を楽しむ時間を大切にしています。例えば、野外音楽フェス。もともとライブに行くのが好きで、全国各地で開催されるフェスに行っています。特に野外音楽フェスは、自然の中でお酒を飲みながら音楽を聴く時間が、すごくリフレッシュになります。
普段は、ひとりの時間を作って美術館や映画館に行ったり、温浴施設でゆっくりしたりしています。本もよく読みますね！ 通勤中や子どもたちが寝た後に、ちょっとした隙間時間で気になる本を読み進めています。ジャンルは、ビジネス本や小説、趣味の本など、ジャンルを問わず気になったものを読みます。自分では気づけない新しい視点や考え方を得られる大事なインプットの時間です。
最近読んだ本で言うと「DIE WITH ZERO（ダイウィズゼロ）」という本がすごく面白かったです。人生観や生き方などもいろいろ考えさせられる本で…また読み直したいなと思っています。
3. 2人の娘と過ごす時間に癒される
夜は、娘たちと一緒に過ごす時間をとても大切にしています。
2人とも保育園に行っているので、仕事が終わったら迎えに行って一緒に帰宅。帰宅後は、夕飯、お風呂と忙しいのですが、娘たちと過ごす時間は仕事の疲れを癒してくれるひとときです。
ゆっくりする時間があるときには、一緒にビデオを見たり絵本を読んだりするのですが、ふと見る子どもの言動に成長を感じることもあり、癒されるとともに驚かされます。
我が家は共働きなので、娘たちが眠るまでの限られた時間はー緒に楽しみたいと思って過ごしています。
4. 仕事終わりの一杯を同僚や家族と一緒に楽しむ
仕事が終わった後に、会社の同僚や家族とお酒を飲むのも、何よりの楽しみです。お互いのことを労いながらお酒を楽しむ時間は、明日も頑張るためのエネルギーにもなります。
「飲み二ケーション」という言葉もありますが、仕事中には見られない、お互いの人となりや、素が見えたりするのですよね。
家では、夫もお酒が好きなので、よく一緒に飲みます。一番好きなお酒はワインです。ワインを飲んでいると、時間がゆったり流れるような感覚になり、気持ちが豊かになります。そんな世界観も含めて、ワインが大好きですね。
ただ、コロナ禍を機にお酒の飲み方も変わってきたと感じています。お酒を飲む機会が減っていたり、健康面を気にしてアルコールを控える方も増えていたり。そもそもお酒が体に合わない方や妊娠中等で飲めない方もいらっしゃいますよね。私が今担当している「ノンアルコール」というカテゴリも含めて、今の時代に合ったお酒文化を築いていけたらいいのかな、と思っているところです。
田嶋さんが考える「暮らしの主人公」とは
仕事でもプライベートでも「自分が好きなこと」「自分がやりたいこと」を素直に受け止めることかなと思います。
今の時代はSNSの広まりもあって、どうしても色々な声が耳に入ってくるじゃないですか。その中には、否定的な意見や自分と違う考え方もあったりすることもあるかと思います。でも私は、そういった周りの声に影響され過ぎず「私はこれが好き」「私はこう思う」という感覚を素直に受け止めていきたいと思っています。
今の仕事にたどり着いたのも、好きなこと・やりたいことをずっとやり続けてきた結果なのかなと感じています。今後も自分の気持ちを疎かにせず、自分の気持ちに正直に挑戦を続けていきたいです。
Profile
田嶋 悠香 たじま ゆうか
サントリー株式会社 戦略本部 宣伝部
大学時代に1年間のチェコ留学を経験。チェコ語がままならず言葉が思うように通じない中で、一緒にビールを飲んで現地の人と打ち解けた。この体験から、お酒は言語や国境を超えて人を繋ぐ飲み物だと実感。これをきっかけにお酒を扱う仕事に興味を持ち、2013年に新卒でサントリー株式会社に入社する。飲料の企画部門から、輸入ワインの部門に移りマーケティングを担当。2回の産休と育休を取得し、2023年4月に復職したタイミングで、現在は宣伝部に配属。ノンアルコール飲料とワインのプロモーションを担当している。プライベートでは、2歳と4歳の女の子のママとして子育てに奮闘中。
※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません
提供元：サントリー株式会社
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