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雲仙の大型ホテルは一応泊まった。今年は雲仙観光ホテルのシャレー様式の高い天井のレストランで食事をいただき日帰りとなった。近所でビリーバンバンの演奏会が開かれていた。
日本の国立公園第一号の雲仙の中で、やはり一番印象に残ったはこのホテルである。応対、部屋、泉質、食事すべてにおいて平均点以上の雲仙を代表するホテルである。雲仙で泊まったホテルは、すべて長崎出身者の幹事がいる間に行った慰安旅行なので、繊細なチェックはしていないが、広大なロービーでのお迎えやお見送り、大宴会場での山海の珍味には、これでもいいかという気分にさせてくれる。内風呂も露天も広いし、地獄ほど白濁はしていないが、硫黄分がつんと鼻をつく匂いは、隣接する硫黄谷で行われた江戸期のキリシタンへの責め苦と異なり、この世の極楽を味あわせてくれる。雲仙市へのルートは愛野展望台から橘湾の絶景を見ながら、湯太夫が管理した温泉町、小浜から入るルートがお気に入りである。ナビの最短ルートは最短であったが、気分が悪くなるほどのヘアピンカーブの連続なので、使用されないほうが無難である。3人が参考にしています