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投稿日:2009年3月21日
白樺荘と並ぶ静岡市営温泉の双璧 (市営口坂本温泉浴場)
tamaさん [入浴日: 2009年3月20日 / 2時間以内]
44.0点
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再訪しました。
以前、静岡市内在住の友人に連れられて行ったことがあり、佇まい・泉質とも自分にしっくりと来たため、常々再訪したいと考えており、昨日思い切って出かけました。
お湯のスペックなど科学的な部分は、他の方の詳しい書き込みをご覧下さい。
加熱・循環・塩素などは一通りしているようですが、普通に入る分には、加熱以外は全く気になりません。
いいお湯だと思います。
ただ、以前に比べてぬるぬる度がちょっと落ちたような気がする。
浴槽は内湯と外湯(露天)に分かれています。
以前は露天はなかった記憶があるのですが、出来たんですね。
まず内湯の熱いこと!
温度計を確認すると44度。
江戸っ子系です。
ぬるいのが好きな私にとって、最初にはいるときは石川五右衛門になった気分です。
しかし、温泉って不思議で、暫く立つと慣れて普通に入れちゃうんですよね。
浴槽のベスト入浴人数は10人と見ましたが、殆どの人は外にいましたね。
水面まで視線を落として水平にお湯を見ると、温泉成分らしき物がうっすらと浮いており、お湯に中には湯ノ花が踊っています。
いい気分です。
カランは6ヶ所。うち3ヶ所にシャワーが付いています。
シャンプーなどという小賢しい物は置いてないので、気になる人はマイシャンプー持参のこと。
一方露天は41度か42度くらいで、私にはちょうどいい温度。
ついつい長湯になってしまいます。
ベスト入浴数は7人。
とても暖まり、なかなか汗が引きません。
自然に包まれ、川の流れる音を聞きながら、ゆっくり入れるいい露天です。
お客さんの高齢化率は90%OVER(笑)。
若い奴は私だけでした(44歳)。
何故かみんな一様に寡黙で「黙秘権」という言葉が心に浮かぶほど。
ゆっくり湯につかって、暫く経つと出てきて、背を丸めて椅子に座って(燃え尽きたジョー状態)涼んでは、また入るということを繰り返しています。
その情景も、如何にも温泉っぽくて、いいですね。
私は「長く続いている温泉地に来て、携帯が圏外だった場合、多くの場合そこは良い温泉である」という温泉の法則を勝手に作ってますが、此処はそれに当てはまります。
つまり、少し山奥です。
かの名湯「白樺荘」同様、「葵区」という住所にダマされてはいけないよ。
途中、1.0車線から0.8車線くらいのシビアな道幅になるし、細かい落石が結構ありますので、運転に自信のない人は、腕に自信のあるドライバーを捜した方がいいかもしれません。
また、温泉自体に食堂はありません。
以前までは近くに「秋山食堂」があって、焼き魚が旨く、そこでの食事も楽しみでしたが、残念ながら現在は廃業しているようです。
時間によっては、温泉の番台で軽食を販売していますので、そちらを利用するか、お弁当を持ってきた方がいいと思います。
大広間は酒類を除き、持ち込み自由のようです。
兎に角これで280円。安すぎない?
4★は4.4★の四捨五入。
内湯があと1度ぬるければ4.5★になったんですが。
まあ、実質的には5★です。5人が参考にしています
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