-
投稿日:2016年5月22日
山形三強(こわ)湯紀行の第一湯「ゆ~… (寒河江花咲か温泉 ゆ~チェリー)
すぱ太郎さん [入浴日: 2016年5月2日 / 2時間以内]
44.0点
-
55.0点
-
33.0点
-
33.0点
-
0 - 点
山形三強(こわ)湯紀行の第一湯「ゆ~チェリー」は口コミどおり素晴らしかった。すぱ太郎の住む宮城には単純泉低張性のつまらない湯ばかりで、時々奥羽山脈を越えるのですが、強湯、塩フリークのすぱ太郎には大満足でした。仙台近郊では循環塩素臭の単純泉で700円~1000円が普通なので、三源泉300円で一源泉当たり100円とは気の毒なくらい安い。しかも高濃度高張性掛け流しとくる。湯加減、塩加減も申し分ない。「新安比」「不老ふ死」ほど身構える必要もないし、成分表を見ると、日本一塩っぱい(有馬のはずでは)とかたる「森岳温泉」より数値上濃いですよ。
サウナも少し驚きました。普通ある黄色いバスマットが敷かれてなく、自前バスタオルを使用する合理的なシステム。従業員が汗だくでマットを交換する手間がなく、板張りのひな壇はカラカラに乾いていて清潔。他人の汗でしっとりと濡れたマットに座るのは気持ち悪いですからね。知らずに来た人には有償でバスタオルを貸すようです。すぱ太郎はいつも発泡ウレタン製マイマットを携行しているので、こんな時も問題ありません。
90分程お湯を堪能して「せせらぎ」で冷たい肉そばでも食べようと思いきや、セルフ食堂。看板はレストランとあるのに。スパ太郎は障害があって冷やし中華の汁もこぼしちゃうし、タプタプしたものは運べないんです。駄目じゃん。その気もなく受付で再入浴できるか聞いてみたが駄目でした。満腹ですぐ強湯に入ると危ないからねぇ。
外のローソンで冷たい肉そばを食べるが、麺の食感がゴワゴワで、油は植物油か。肉はどこよ。この手の商品化は無理がある。しかも仙台製!河北名物が寒河江で!?
強湯二湯目はゆ~チェリーから5分程の「テルメ柏陵」。寒河江から大江に入るが、湯脈は一緒?と思う位似ている。ただこちらは雑味がなく、六一〇ハップに食塩を大量投入したようなはっきりしたお味。冷水機と浴場イスを加算しても軍配はゆ~チェリーに上がるかな。こちらが先でゆ~チェリーが二湯目だったら印象はまた違うかも知れませんが。
最後は「山形百目鬼温泉」。スペック上本日一番の高濃度泉なのだが、寒河江と大江のコーティングが強く残り、ドカンと感じないのがかえって恐い。仙台まで帰路90㎞の余力を残し百目鬼を後にする。「強湯のハシゴ」はガソリン、高速代を考えるよりもったいない事と反省。皆さんもこんな無謀な日帰りは真似しないでください。次はゆったりと「ゆ~チェリー」を満喫したいな~。河北町の「一寸亭」にも足を延ばしたい。7人が参考にしています
-