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投稿日:2009年11月30日
男女入れ替わりの浴室は別泉源使用 (長湯温泉療養文化館 御前湯)
ごんごんさん [入浴日: 2009年11月27日 / 2時間以内]
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長湯温泉郷に何度かお伺いして、こちらのお湯を存分に愉しむには宿泊するに限ると思いいたりました。
別府のようなガツンとした湯当たりはしないのですが、後から何とも心地よい眠気が押し寄せてくるからです。
そういうわけで、今回念願の宿泊利用となったのですが、どこに立ち寄りするか迷いました。
宿の近くにある未湯の長生湯や天満湯、ちょっと足を伸ばしたところにある千寿温泉や七里田温泉館と、魅力的な共同湯が目白押しのこの地域。
けれど、今回は「インパクトのあるお湯でとにかくガッツリ長湯」が目的だったので、冷泉があって宿から徒歩圏内の御前湯さんに再訪することにしました。
前回の訪問では旦那さんが冷泉の存在に気付かず、「暑いから」と20分ほどで上がってしまったので、今回は「冷泉があるから1時間30分じっくり浸かるよっ!」と念押ししての利用です。
浴室は前回訪問時と入れ替わりで1Fが女湯で3Fが男湯。1Fと3Fは別泉源使用なので、同じ施設ながら違ったお湯が体験出来ます。
3Fは浴室の真ん中にでんと鎮座する六角形の浴槽が印象的でしたが、1Fはメイン浴槽も冷泉も扇形でかなり違う雰囲気。そして露天風呂は芹川のほとりに位置しているので、川のせせらぎを眺めながら更に違った雰囲気の湯浴みが愉しめました。今の季節だと虫がほとんどいないので、快適に長湯可能です。
お湯も3Fより肌への当たりが若干堅めと少し異なる印象。けれど新鮮な土の香りと金気臭は3Fと同様やはり力強く、すごく嬉しくなってしまいました。
別府からいらっしゃったという女性と少しお話しさせて頂きましたが、更年期障害と思われるむくみに悩まされ、リューマチに効くという評判を聞きつけて御前湯さんに訪問するようになったところ、症状がほとんど気にならなくなったので度々お越しになっているとのことでした。
別府のお湯も好きだけど、熱くて長湯に向いてないせいか、むくみには効かなくて…、とのこと。確かに、一口に「いいお湯」といっても、それぞれ効能は違うので、それがいくつもの天然温泉を訪問する醍醐味の1つだな、と思います。
そんなお喋りも楽しみながら、1時間半、3つの湯舟の行き来をたっぷりと堪能させて頂きました。
夕食を頂いた後、単独で長生湯に行こうと思っていたのですが、9時過ぎには眠くなってしまって、10時には目を開けていられなくなって、翌朝8時頃まで熟睡してしまいました。旦那さんはごんごんより少し後に、本人曰く「バタンキュー」状態で、やはり朝食直前まで気持ちよさそうに熟睡していました。
このけだるい眠気の気持ちよさを是非味わって頂きたいので、長湯温泉郷は宿泊でのご利用がお勧めです。
写真は1F内湯の湯口。
析出物があごひげ状になっていますが、元々どういう形だったのでしょうか…?4人が参考にしています
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