口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年10月15日)
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老母の認知症改善と慰安を兼ねて2泊しましたー。
見るからに古い昭和レトロな建物と調度品、昔気質の大将、昭和中期からちっとも変ってなさげな水回り…ある意味つげ義春あるいはトキワ荘の世界ですねん。貧しくとも明るかった時代を存分に彷彿させるからこのまま残ってほしいですわホンマ。
しかも木造二階建て旅館なんでいかにも湯治場へ来た感ハンパネエーたまりまへんわぃ。
部屋は和室12畳バストイレなし。本来予約してた客がキャンセルになり6畳より広い部屋に案内されました。多少廊下の床がきしむもこれも朝六荘の味や思うてます。創作する人にとってトキワ荘の如くいいアイデア思い浮かびそうな部屋でしたがな。
風呂は内湯のみ炭酸冷泉沸かし、でも5分漬かれば後々までホカホカ。これが飛騨小坂炭酸冷鉱泉の特徴で体の疲れも取れ癒されましたー…ただ風呂の窓は結構大きく開くから露天風呂が無ぅても十分やー思います。ただ覆いの類が乏しいんで男性は良くても今時の女性には厳しいかもしれまへん。
食事は旅館大将の手作り。夕食のイワナ刺身・飛騨牛朴葉みそ焼き・山菜てんぷら等が懐かしい味付けで印象に残った…今時なかなか味わえまへん。朝食も川魚の甘露煮や朴葉味噌など飛騨の食材が使われ地元愛を感じますー。
接客も昭和気質そのまんまwwたまたま泊まってたんが自分たちだけで大将も気さくに色々喋ってくれてたんで母も大喜び!!お互い話し相手が欲しかったんやね。
何だかんだで楽しい3日間が過ぎました。また伺うかもしれまへんのでよろしゅうに。3人が参考にしています
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御嶽山の麓で名勝巌立の近くに湧く、鄙びたムードの下島温泉。その一角に佇む、昭和35年に開業した温泉旅館。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。
まるで、民家のような外観。「あのー、すいませーん」と叫んでみても、誰も出て来ないので、玄関右側の呼鈴で。すると、すぐご主人が現れたので、入浴料500円を払います。
廊下を少し奥に進み、左折した突き当たりに浴室「延命乃湯」。棚にプラ籠が置かれた、狭い脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右手に6人サイズのタイル張り石枠内湯があり、少し黄褐色に濁った透明のナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 鳩の湯)が満ちています。源泉16.6℃を、42℃位に加温。加水なし、循環濾過ありですが、塩素臭はしません。PH6.06で、さらりとした浴感。ジェット水流も付いています。床や浴槽のタイルは、温泉成分で黄土色に変色。露天風呂はありませんが、窓から川のせせらぎ。ずっと貸切状態で、まったりできました。
脱衣場の左手に、巨石がある岩風呂?のようなスペース。こちらに飲泉場があり、常時放流されています。飲泉許可証もあり、口に含むと鉄臭がして炭酸味。正直、浴槽のお湯は加温・循環で個性が失われていますが、飲泉により本来の源泉が確認できて良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン620.9mg、マグネシウムイオン5.0mg、カルシウムイオン69.7mg、アルミニウムイオン0.3mg、鉄(Ⅱ)イオン3.0mg、フッ素イオン4.7mg、塩素イオン194.9mg、硫酸イオン7.6mg、炭酸水素イオン1546.0mg、メタケイ酸125.5mg、メタホウ酸38.7mg、遊離二酸化炭素391.9mg、成分総計3.045g11人が参考にしています
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飛騨小坂温泉郷、下島温泉にあるこじんまりした宿です。日曜日の午後遅くに立ち寄りました。
朝六荘に着いたとき、辺りは薄暮に包まれていました。宿の玄関の明かりが暗かったので、今日は入れないかなとと思いながらもおとないを入れると、愛想の良い女将さんが出てこられ、「今、ちょうど良い具合になったころですから」と案内してくださいました。泊まりのお客さんがいないため、お風呂は一つしか沸かしていないとのことで、貸し切りで使わせていただきました。窓の外には川の景色が眺められ、お風呂から対岸の「ひめしゃがの湯」が見えるのですが、そこの駐車場には車がびっしり。「あそこは混んでるんやろな」と言いながら、ゆったり湯浴みを楽しみました。
二つある浴室のうち、小さい方に入りましたが、こちらは家のお風呂を少し大きくした雰囲気で、湯舟もポリ製の素っ気ないものでした。ただし、お湯は浴槽に注がれた直後だったのがよかったのか、まずまずでした。ほんのり褐色に色づいたお湯で、ごく弱く金気味がしました。炭酸を含んだお湯らしいのですが、湯舟のお湯からはそれを実感することができず、後ほど飲泉所で試してみて驚きました。そのままサイダーになりそうなほど炭酸を含んでいます。実際、明治時代にはサイダーとして出荷されていたこともあるとか。それを湯舟で感じられなかったのはなんとも残念でした。
情報誌の記載ではお昼の間は日帰り入浴が可能となっていますが、私たちが訪れた感じではもう少し早く着いていれば、浴槽にお湯が満たされておらず、入浴できなかったと思われます。お出かけの前には確認されたほうが無難でしょう。
下島温泉朝六荘入湯日:2007.11.115人が参考にしています
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