「田舎暮らし」や「デュアルライフ」といった言葉が聞かれることも多くなった近年。日本各地の地方での暮らしが新たな視点で注目されることも増えています。
この記事では、高知県の日高村に着目。日高村を拠点として活動する「一般社団法人nosson」の小野加央里さんから、特産品の「シュガートマト」をはじめ、大自然の恵みを存分に受けて育った食材が豊富な日高村の「食」に注目し、特産品を使ったメニューや地元食材を使ったアイデア品など、日高村の魅力をご紹介いただきました。
INDEX
1. トマトでリラックス? シュガートマトの驚きの特徴とは
トマトと言えば、漠然と「体にいい」というイメージを持っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか? 外国には「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という言い伝えもあるほど、健康によい野菜として知られています。
日高村の特産品のひとつは、高糖度のフルーツトマト「シュガートマト」。この「シュガートマト」のある特徴の研究がされているそうです。
日高村の自然がトマトの生産にぴったり
日高村があるのは四国地方の高知県。高知市から車で約40分の場所にあり、清流仁淀川の中流域でアウトドアも楽しめる地域です。丘陵が連なる地形が作り出す大自然は、農業に適した豊かな大地でもあります。
トマトの栽培に大切なのは、豊かな土・豊かな太陽の光・朝と夜の寒暖差など。日高村は、山に囲まれているため朝晩の寒暖差が大きく、仁淀川の澄んだ水や、さんさんと降り注ぐ太陽にも恵まれています。つまり、“トマト栽培に大切と言われる要素をすべて揃えている”と言っても過言ではないそうです。
日高村のシュガートマトはGABAが豊富
日高村のフルーツトマト「シュガートマト」の特徴は、トマトに含まれる「GABA」が多い点。日高村発足の「とまとで健康・とまとを研究する部活動(通称:とまけん部)」の調査によると、シュガートマトには、大玉トマトの約4倍ものGABAが含まれていることがわかったそうです(※1)。
GABAには、ストレスの軽減や気持ちを楽にしてくれるようなリラックス効果があるとされており、「とまけん部」では、トマトを使ったさまざまなモニター試験に取り組んでいるそう。日高村のトマトを食べ、体にいい変化が起こったという報告もあるそうです(「とまけん部」調べ)。とまけん部のこれからの研究に注目ですね。
2. アウトドアサウナを満喫しながら地域創生にも貢献
次にご紹介するのは、日高村で味わえる「アウトドアサウナ」。日高村のアウトドアサウナに魅了された方達の発案で生まれた、日高村産の生姜を使った「生姜ロウリュ」も楽しみのひとつです。
アウトドアサウナって何? 温泉施設のサウナとの違い
アウトドアサウナとは、屋外のテントやコンテナでサウナ浴をし、川・湖・大自然の空気などでクールダウンして”ととのう”を堪能するサウナのこと。
屋内の温泉施設では水風呂でクールダウンするのが一般的ですよね。アウトドアサウナの最大の魅力は、天然の水や風でクールダウンすること。
例えば、緑豊かな清流沿いのテントサウナでたっぷり汗をかき、澄んだ水が流れる川にダイブ。日が沈んだあとなら、火照った体を冷えた空気でクールダウンしながら、一面の星空を鑑賞するという贅沢な楽しみ方もできます。大自然の中でココロもカラダも開放感に包まれ、極上の気持ちよさを堪能できるはず。
サウナの本場フィンランドでも、湖畔にあるサウナ小屋で温まり、湖に飛び込んでクールダウンします。そんな本場さながらのサウナ体験を味わえるのがアウトドアサウナなんです。さらに、川遊びやBBQ、キャンプなどのアクティビティと組み合わせて楽しめるのも、屋内のサウナでは味わえないアウトドアサウナの魅力になります。
日高村発のサウナアイテムで癒される
「生姜ロウリュ」を体験できるのは、高知県高岡郡日高村にあるゲストハウス「eat&stay とまとと」のアウトドアサウナ。東京から飛行機で約3時間半、JR土讃線「小村神社前」から徒歩約1分の場所にあります。「ふらっと来れて、ずっといられる」をコンセプトにするゲストハウスです。
アウトドアサウナは「eat&stay とまとと」から徒歩約10分の仁淀川沿いで体験できます。テントサウナで汗をかき、テントを出ると目の前に仁淀川が流れる最高のロケーションです。日本各地から集まるアウトドアサウナ愛好家と地元の方で、テントサウナの中は異業種交流会のよう。そこで出会ったサウナと日高村を愛する方の提案で生まれたのが、日高村の生姜を原材料としたテントサウナ用の「ロウリュパック」です。
使い方は簡単。水だし麦茶を作るようにロウリュパックを水につけ、生姜の成分が染み出た水をサウナストーンに掛けます。立ち上る水蒸気と一緒に生姜のさわやかな香りが広がり、どばっと汗が出ると同時に究極の「ととのう」が訪れるのだとか…
サウナテントでアイデアが生まれ、打ち合わせや試作品のお試しもサウナテントの中で行われたそうです。開発者の想いがぎゅっと詰まった”サウナ発日高村産の生姜ロウリュ”を楽しめるのも、日高村にしかない魅力ですね。
サウナが人と地域をつなぐ。地方創生のきっかけにも
「生姜のロウリュパック」の開発プロジェクトに関わったのは、企画から製造に至るまですべてサウナ愛好家の方達です。その方達の共通点は”日高村のアウトドアサウナが好き”ということ。日々の慌ただしさを忘れてリフレッシュできることへの感謝の気持ちが、日高村産生姜を使った「ロウリュパック」という形になったそうです。
「ロウリュパック」の生姜は、それまで廃棄されていた部分が使われています。捨てられていたものから新しい商品が生まれ、感動する方達が現れて人が集まる。シンプルながら、地域創生にも役立つ新しいサイクルのきっかけになるかもしれません。
3. 日高村のおすすめの「サ飯」はカレー
日高村の魅力は、トマトやサウナアイテムだけにとどまりません。ここでは、大阪の有名カレー店「スパイスカリー大陸」とのコラボから生まれた、日高村産トマトを使った「ハイテンションカリー」をご紹介します。
大阪の名店とのコラボメニュー「ハイテンションカリー」
「eat&stay とまとと」の1階は喫茶エリア。トマトにまつわる小説や写真集、料理本などが置かれ、トマトづくしのメニューが揃っています。
おすすめメニューは、日高村産のフルーツトマトをふんだんに使った本格インドカレー「ハイテンションカリー」。テレビでも紹介されたことがあるという大阪の名店「スパイスカリー大陸」とのコラボメニューです。
お皿には、日高村にある「錦山」をイメージして置かれたターメリックライスを中心に、合い挽きミンチとバルサミコ酢のキーマカリー、とまとみそカリーの2種がけとなっています。ベビーリーフや、スパイスを使った副菜もトッピングされ、1つずつ順に味わったり混ぜて食べたり、自由自在に楽しめるひと皿です。サウナで汗を流したあとの「サ飯」として味わうのにもぴったり。
4. まとめ
高糖度のシュガートマトやアウトドアサウナ、生姜ロウリュなど日高村の魅力をたっぷり紹介しました。
味はもちろん癒し効果も期待されるシュガートマトは、豊かな自然がある日高村だからこその特産品です。アウトドアサウナでは、大自然の中で都会での慌ただしい毎日を忘れて、リラックスする時間を過ごせます。
コロナ禍でテレワークが浸透し、地方への移住やワーケーションなども注目されるようになってきました。働き方が見直され、生活の質が重視されるようになってきている昨今。ウェルビーイングを求めて、日高村を訪れてみるのもおすすめです。大自然に包まれながら「アウトドアサウナ」や「サ飯」を体験してみてくださいね。
※1 出典元:「日高村とまとは、本当にGABA含有量が多いのか?!」2022.02.28
https://tomatoto.jp/find/20220324_post01/
「とまけん部、高知大学で日高村とまとのGABA測定を見学!」2023.01.29
https://tomatoto.jp/find/20230129_post02/
※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません
提供元:一般社団法人nosson【PR】
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