Yasugien(安来苑)

評論

• 2014/10/04

  きくりん

  足立美術館や安来節演芸館に囲まれ、観光ｱｸｾｽの良い温泉旅館。土曜日に、一泊二食付で利用して来ました。外観および館内は、昭和の雰囲気です。この日は、1階奥の「さぎ」の間に宿泊。窓から石庭を臨む8畳広縁付の和室で、落ち着いた設え。荷ほどきして、まず貸切風呂へ。空いていれば、浴室前の木札を「入浴中」とひっくり返して入ります。内湯は、3人ｻｲｽﾞの岩風呂。無色透明の含弱放射能-ﾅﾄﾘｳﾑ・ｶﾙｼｳﾑ-硫酸塩・塩化物泉(源泉名:鷺の湯温泉)が、ﾁｮﾛﾁｮﾛとｵｰﾊﾞｰﾌﾛｰ。源泉54.5℃を、加水なしで42℃位にしています。肌がｽﾍﾞｽﾍﾞする浴感。ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ242.0mg、炭酸ｲｵﾝ4.8mg、ﾒﾀｹｲ酸72.0mgを含む影響でしょうか。続いて、外の露天風呂へ。6人ｻｲｽﾞの岩風呂で、ﾊﾟﾗｿﾙが付いています。湯温は41℃位。石庭を眺めつつ、まったりできました。夕食は、玄関から右側の食事処で。ﾋﾞｼﾞﾈｽﾌﾟﾗﾝながら、ﾎﾞﾘｭｰﾑもあり美味しい。お造りも新鮮で、出雲そばも付いていました。翌朝は、朝風呂は大浴場へ。ﾛﾋﾞｰから奥へ進み、突き当たりを右折。小さな太鼓橋を渡って、たどり着きます。間伐材を使った、野趣溢れる脱衣場。洗い場には、3人分のｼｬﾜｰ付きｶﾗﾝがあります。16人ｻｲｽﾞの巨石を配した岩風呂で、湯温42℃位。中央にある湯口の岩は、白茶色の析出物でｺｰﾃｨﾝｸﾞ。口に含むと、まろやかな味でした。朝食は、昨日と同じ食事処へ。体に優しいﾒﾆｭｰが並びます。宍道湖産のｼｼﾞﾐの味噌汁、焼き物の鰈の一夜干しも美味しかったです。