Hachimachi Onsenkyou Douyokujou(八町温泉共同浴場)

評論

• 2015/10/18

  奥州の暇人

  Ｒ400沿い野尻川の河原に下って行く細い通路をゆくとそれらしき建物をみつける。２００円以上の協力金を入れる。先客一人でのんびりできたが、手足などが茶色になってしまい、源泉の濃さがわかる。

• 2014/08/30

  TAKE

  恵比寿屋さんのお隣にある共同湯です。こちらの利用料も協力金として200円以上の寄付となります。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉、泉温44.3℃、金気＋炭酸臭、ほぼ無色透明の微濁り、源泉名は亀の湯。 主な特徴を表す成分はNa:936.2mg、Ca:191.4mg、Mg:77.2mg、Fe:2.4mg／炭酸水素:1213mg、Cl:749.3mg、硫酸:529.8mg、Br:1.8mg／メタケイ:149.1mg／炭酸（遊離）:818.2mg。 使用状況表示はありませんが。湯口から掛け流されるのみ。源泉掛流しです。 亀の湯源泉単独では湯量が足りない様で、川向いの玉梨源泉からも引湯しています。実際には２源泉使用です。中央奥側に湯口が２つあり、槽内にて玉梨源泉との2源泉混合となっています。玉梨源泉の方が投入量多めでした。亀の湯源泉のみであれば、どんな感じになるのでしょうか。恵比寿屋さんの中井湯と類似する様な感じなのかな。 お湯の特徴としては塩化物泉と硫酸塩泉のバランス配合型という感じですが、炭酸水素1200mgと豊富。特筆すべきは炭酸の量で800mgオーバーしています。なお含二酸化炭素泉は炭酸含有量1000mg以上の条件が必要なため、全国でも50湯ぐらいしかない希少泉質です。恵比寿屋さんで見た炭酸泉の全国ランキングでは、八町温泉は1387mg/kgで全国34位とのことでしたが…この集計は何時頃のものなのか。泉質変動によるものか、現在の炭酸量は若干減っている様です。残念ながら含二酸化炭素泉との泉質名が付いていませんが、普通の泉質よりも遥かに多いことには違いがありません。 石垣の土台に木造湯屋の素朴な雰囲気です。 内湯のみのこじんまりとした浴槽は４畳弱で、槽内はあつ湯の43℃強～44℃付近となっていました。２源泉混合のため、玉梨共同湯よりやや低めの温度帯でしょうか。中央奥側湯口から投入されたものは両サイドにてオーバーフローします。 因みにこちらは脱衣所のみ男女別であるが、浴槽は1槽のみで混浴となっています。毎月８の日は女性専用にしているのだとか。

• 2014/02/14

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】44.3℃ 【成分総計と泉質】4,604g ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 【色】うす白 【におい】鉄炭酸 【味】鉄炭酸・微塩 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】玉梨共同浴場のほぼ対岸に位置する共同湯で、寸志。玉梨共同浴場より大きいサイズではあるが混浴となっており、私が入った時は終始一人でしたが混む時は混みそうですし外来の女性はかなり勇気が必要な混浴かと思います。男女別の簡単な脱衣場と細長い槽があり、含まれる鉄分の影響で周辺は茶色に変色しています。温度は４３℃くらいで熱いものの玉梨よりは低く入りやすい。玉梨同様に鉄炭酸系の湯で、二酸化炭素は818,2mgという含有量。ほとんど酸化がすすんでおらず白っぽい色の湯は鉄炭酸臭がしてなめらかな浴感と共にじんわりと温まる炭酸浴感もある。味は鉄炭酸甘味と成分相応の微塩味。至福の一時。