Nakanoyu(中の湯)

評論

• 2016/06/14

  TAKE

  湯西川温泉を後にし、福島・南会津方面に向かう途中で奥塩原新湯に立寄ってみました。こちらの温泉地には約２年ぶり。そしてここは３湯ある共同湯の１つです。以前にむじなの湯、寺の湯には立寄っているので、未訪問だったこちらへと来てみた次第。 さてこちらのお湯は酸性‐硫黄泉、泉温68.0℃、源泉名は共同噴気泉（なかの湯）。溶存物質（ガス性除く）:271mg/kg、総硫黄:69.0mg、pH:2.6。主な成分以下については略します。 ここには分析書掲示が見当らないのだが、お隣の旅館渓雲閣・白樺さん等と同一源泉になるとのこと。そちらで以前に確認済みです。 使用状況表示もないが、状況的に見て完全放流となってます。 お湯の特徴としては硫酸ベースの硫黄泉。総硫黄が70mgに届こうかといった辺りなので、硫黄の存在感はそれなり。自然湧出泉なので湯泥を含みます。泉源は背後にある硫黄山にあり。この裏手一帯は硫化水素ガスの危険があるためか、立入り禁止となっている。また、この辺りでは湯花採取も行っている様なので、あまり勝手に立ち入って荒らされると困るという事情もあるのだろう。こちらの脇からその様子を伺うと、斜面を引泉パイプが下ってくる様が見える。その途中にはバスタブの様な湯溜り？が設けられており、そこで１クッション置く様になっているのだろうか。 こじんまりした湯屋に木造浴槽は１畳半とシンプル。湯色は白濁青掛りで透明度30㎝。硫黄はH2Sが主体のため、どちらかというと雰囲気に感じるタイプであるが、槽内の湯の香でもしっかりとした印象だ。浴感的にはつる感そこそこ。若干湯泥が混じるため、つるぬめり感かと思うが、槽底には湯泥があまり溜まっていた様には見えなかった。あつ44～45℃の具合。加水用の蛇口は見当たらず、湯口に設けられたバルブにて投入量調整の模様。 前述した湯溜まりを介することで湯温が落ち着き、上澄みを流すことにより、湯泥の持ち込みも少なくなるのかも？と思った。 なお、こちらでは相客はなく終始貸切状態でした。

• 2015/10/28

  baka123456

  「むじなの湯」との違いは、 足下湧出ではないこと。投入量を抑えているせいか、ぬる目で入りやすいこと。 アブラ臭より玉子臭が強いこと。などでしょうか。 あと「寺の湯」より目立たないところにあるので来客が少ないかも、という気がしました。

• 2014/02/11

  ポンピロ

  温泉は泉質を楽しむことだと思っています。 循環、加水一切無し最高です。