設施情報
路徑 |
|
---|
評論
-
2011/07/15
井上靖ゆかりの宿。一度は訪れてみたいと思っていましたが、平日の午後に日帰り入浴して来ました。受付で200円(北東北日帰り温泉の特典で100円引き)を払い、奥の浴室へ。先客はなく、6人サイズの内湯には綺麗な翡翠色のお湯があふれ、床に流れています。かけ湯してみると、源泉温度53.2℃なのでやっぱり熱い!蛇口をひねって、入れるギリギリの温度まで調整しました。酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉でPH2.4ながら、浴感はスベスベ。窓を開けると、すぐ国道で外から見えそうですが、停泊中の漁船やカモメが見え、潮風が気持ち良かったです。今度は寒い時期にまた行きたいと思いました。
-
2010/09/12
今や絶版となった井上靖の「海峡」がしたためられた宿。そうと知った以上、「海峡」を手に入れ、井上靖翁が執筆した部屋を予約しました。なんか、そうした方が楽しめそうだったからです。 今年の夏は東北も異常な暑さで、9月はじめは普通なら、涼風が吹き始める頃。しかし、今年は夜になっても気温の下降が鈍く、海沿いだけどエアコンのない参号室は蒸し暑く、五感も鈍りがち。 風呂は大湯から引かれた熱めのキリっとした酸性の硫黄泉が浴槽に張られています。「海峡」の終盤、登場人物の杉原が「ああ、湯が滲みて来る」ともらしますが、残念ながら、暑さで鈍った感覚でそこまで感じ入ることはできませんでした。気持ちよいことこの上ないのですが、気温が低ければ、もっと楽しめたのでしょう。国道沿いなので、外を覗くと、反対に向こうから丸見えです。 食事は海の幸満載で、アワビ、ウニ、トロその他、とにかく豪勢です。下風呂の旅館はどこも食事で不足することはないようです。
-
2007/11/17
井上靖氏の小説「海峡」の最終舞台だそうで、老舗の感じが漂っていました。 温泉は物凄い成分の濃さが感じられる硫黄泉です。 湯めぐり、大湯、新湯といくつか廻りましたがここは最高です。 宿泊したかったのですがここだけ満員でした。