Hotel Tsubakisou(ホテル椿荘)

評論

• 2015/07/31

  TAKE

  こちらは足摺岬の近くにある観光ホテル。宿泊先として利用しました。昔は観光客で賑わったのかも知れませんが、現況は老朽化が目立つ感じです。老夫妻のみで切り盛りしている様でした。ペットと泊まれる宿ということで、飼い猫がいます。チェックインをしようと、フロントで声を掛けるが人の姿がない。看板娘(息子)？の黒猫が歓迎の意を表しているのか、足元にじゃれ付いてきた。奥に人がいる気配がしたので、再度声を掛けると、夕食の準備をしていた御主人が出て来ました。正直なところ、動物嫌いな方や、古宿に抵抗を感じる方など、あまり万人向けではありません。家庭的なお宿といった感じです。 さてこちらのお湯は単純弱放射能泉、泉温22.0℃、源泉名はあしずり温泉。この源泉は前湯と同一源泉でした。従って、以下詳細は略します。この温泉地の共同源泉になっている様で、土佐清水市の市有泉でした。 使用状況は加温:あり、循環ろ過:あり、消毒:塩素消毒ありの表示です。 内湯のみ、御影造りの浴槽は２畳サイズ強。 湯色はほぼ無色透明。香りはほぼ無臭。２４Ｈの循環風呂で消毒ありだが、国民宿舎のものに比べれば消毒臭は特に気にならず。浴感的にはあまり目立たず。ややあつ43℃の具合でした。 夕食は皿鉢料理です。刺身の皿とは別に旬のカツオたたきが付いていたり。鮑や魚卵の煮物とか、郷土食的な惣菜が並びます。台物は海鮮鍋。物珍しかった食材としては、ヤシガニの様な南方系のカニを茹でたものがあり。量が結構あって、完食出来ませんでした。 宿泊料の対価としては、ほぼ食事代なのかな。という印象でした。宿泊部屋からは海を臨むことが出来ます。宿泊当日は雨模様だったが、翌日は晴れ間が見えました。