Shiratori Onsen(白鳥温泉)

評論

• 2011/07/13

  鸚鵡鮟鱇

  阪堺の松虫駅から北東。あべの筋の1本東側の通り沿いの商店街っぽいところにある銭湯さんです。外観はどっしりとした印象で、ちょうど下足場と脱衣所の上にちょこんと住宅を乗せたような構造をしています。番台式で脱衣所は広め。ドリンク冷蔵庫、アイスの冷凍庫、漫画週刊誌その他雑誌類なんかがあります。男女境界壁上には日の丸や見事な神棚なんかも目を引きます。そして、見事なのは浴室に入る側に飾られた白鳥のエッジングガラス。これはいい感じです。 浴室は外観からは想像できないような広さでして、主浴槽深、浅。そして座浴ジェット。こちらは肩にシャワーを当てるおまけつきで、バルブをひねると勢いよく湯がかかってきます。ちょっとした打たせ湯兼用ですね。初めて拝見いたしました。あとは、入浴剤入り寝風呂。こちらは元々「赤外線」と書いてありまして、赤い電気が照射されていたはずですが、今では普通の白熱灯。もともと赤いフィルターやプラ板を通しただけの光で赤外線と呼ぶのもどうかと思いますので、これでいいのだと言うところでしょう。奥にはスチームバス、そして反対側に気泡系の水風呂、さらに気泡系の電気風呂とあります。最奥は外気浴程度の露天風呂コーナーでして、こちらの特徴はその深さ。1m以上はあるかと思います。お子様注意です。 一般銭湯さんには珍しく、ほとんど消毒臭が検知できないほどでして、いい感じで使われているのかなと思います。広々した浴室で、状態のいい湯につかれる幸せをかみしめつつ、近隣の方には特にお勧めしておきます。