Crystal Onsen(クリスタル温泉)

評論

• 2015/01/27

  TAKE

  こちらは大分の東に位置し、JR牧から徒歩数分。不動産屋さんが所有しているビルの一角にあります。利用料金は銭湯並み、お安く300円でした。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物泉、泉温48.6℃、源泉名は大分温泉うら川温泉クリスタル温泉。主な成分はNa:782.0mg、Ca:49.9mg、NH4:6.8mg、Mg:2.2mg/Cl:1300.0mg、炭酸水素:230.0mg、硫酸:32.0mg、Br:9.8mg、F:0.5mg、I:0.4mg/メタケイ159.0:mg。溶存物質（ガス性除く）:2694mg/kg、pH:8.0。 使用状況は加水:あり、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの表示です。 お湯の特徴としてはこちらもモール系です。大分一帯はモール系なのですね。しかし泉質的には食塩泉となっており、Br・Iなどの存在も見えます。西大分の辺りとはまた違った感じですね。 館内に入るとやや古びた雰囲気。浴場設備に関しては正直なところ、かなり老朽化したスパ泉的な印象。Ｂ級ムード漂う雰囲気です。この辺りの印象は人によって受け取り方は異なるかと思いますが。風情というにも微妙な感じで、あまり万人受けはしないのではないかと。しかしながらお湯に関しては悪くない。この辺りが不思議な感じです。大都市近郊のスパ泉のお湯とは全く次元が異なります。 内湯のみ、タイル張り・縁取り御影の浴槽は大小３つあり、仕切られています。 湯色は透明感ある褐色。色付きは比較的薄めで、黄色っぽく見えます。香りはモール系で、浴場の雰囲気にも漂い、湯の香も微モール臭。 主槽は６畳サイズ。槽内はややあつ43℃の具合。浴感的にはつる感あり。こちらの槽内に湯口があります。その昔、使用していたと思われるジェット設備があります。現在は廃止されている様で、循環されていないのは幸いです。 寝湯は主槽と板で仕切られた4.5畳サイズ。主槽からのオーバーフローとなり、温度帯を分けています。ここは適温付近でしょうか。 小槽は１畳サイズ。こちらは電気風呂となっていました。寝湯とは槽壁のパイプでつながっており、そちらからのオーバーフローとなる。ぬるめとなっている感じです。

• 2012/11/28

  温泉よりみち

  最近「おんせん県」と名乗っている大分県、別府･湯布院はあまりに有名ですが、 実は県庁所在地･大分にも別府とはまた違った泉質の天然温泉浴場が多数存在しています。 そんな大分市の中心部より川を渡ったところにあるクリスタル温泉、 入り口の看板には「本物温泉」扉には「循環式浴槽ではありません」と 誇らしげに書かれています。 利用料300円を払い、手書きの貼り紙群(かなりの達筆)を眺めながら浴場へ。 お湯は薄緑、僅かに塩分を感じるなめらか浴感、細かい湯の花が浮いています。 確かに浴槽の縁からオーバーフローしている完全な掛け流し、 浴槽はいささか小ぶりながらサウナ･ジェットバス･寝湯と付いて300円は実にお徳。 お勧めです。

• 2008/01/19

  ゴトー

  緑に濁った塩化物泉が、塩素なし、加温なしの源泉ストレート掛け流しを楽しめます。 夏のみ加水あり。 大浴槽、寝湯、電気、サウナ用冷水風呂の全てが源泉。 シャワーも温泉ではないかと思います。