Moegiensakuri Onsen Kenkoukan(萌気園さくり温泉健康館)

評論

• 2008/02/23

  喜劇駅前温泉

  六日町八海山スキー場でスキーをした帰りに立ち寄りました。本当は、このサイトで検索して見つけた、ここの近くにある「五十沢温泉ゆもと館」に行きたかったのですが、この日は宿泊客多数で日帰り入浴ができなかったので、代わりに立ち寄った温泉です。「さくり」というのは、ここの近くを流れる「三国（さくり）川」からとった名前だそうです。 温泉は、泉温50.3度、pH9.5、毎分270リットル湧出のアルカリ性単純温泉で、無色透明、微硫化水素臭があります。源泉名は五十沢温泉となっていたので、ゆもと館で使われているのと同じお湯の引湯と思われます。掛け流しと循環濾過併用、高温のため加水あり、塩素消毒ありですが、消毒臭はさほど気になりませんでした。湯口のお湯は源泉ではっきりとした硫黄臭があり、飲泉も可能で、さらにカランのお湯にも温泉が使われています。 浴室は、男女別の内湯だけのシンプルなものですが、370円という低料金で、リンスインシャンプー、ボディシャンプー、貴重品用無料コインロッカー、無料貸しタオル付きというのには驚きました。この料金でこの内容なら文句を言っては失礼という感じです。 八海山スキー場のロープウェイ乗り場には、親切にもスキー場周辺の立ち寄り湯の案内看板が掲示してあり、この温泉はその案内にも載っていました。けれども、私がこの温泉に立ち寄ったときは、駐車場にはスキー板を積んだ県外車は意外と少なく、地元の人の利用が多いように観うけられました。スキーヤーにとっては穴場だと思います。 （２００８年２月入浴）