Nakayamasansou(なかやま山荘)

評論

• 2015/01/15

  TAKE

  雰囲気的には、やや経年した公共の宿という感じですね。…なるほど、こちらは再生された施設だったのですか。こちらが当日のお泊り処となります。すぐ近くには「しんとろの湯」があります。 前宿でも思ったのだが、各部屋の前には宿泊者の姓と共に住所地が記されています。間違えない様にとの配慮と思うが。それを見るとお客が大体何処から来たのかが判る。傾向的には大半は宮城県内からで、岩手・福島等の近県と関東方面が少数、私の様な遠方の客は珍しいと判ります。これは前宿でも同じ。 さてこちらのお湯は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、泉温92.2℃、源泉名は養老の湯第３号。主な成分はNa:257.3mg、Ca:1.1mg、Al:0.7mg、NH4:0.7mg/炭酸水素:148.0mg、CO3:108.9mg、Cl:105.3mg、硫酸:80.4mg、BO2:43.0mg、HS:18.9mg、F:4.8mg、AsO2:3.3mg、チオ硫酸:0.8mg/メタケイ:434.6mg/H2S:0.7mg。溶存物質（ガス性除く）:1224.7mg/kg、総硫黄:19.4mg、pH:9.3。 お湯の特徴としては中山平のお湯に共通し、CO3やメタケイに恵まれた重曹泉ですが、硫黄もあって、pHが高めというところがポイントです。 内湯のみで浴場は２カ所。大浴場と桐の湯があります。 使用状況は大浴場のみ確認、加水:あり、加温:なし、循環ろ過:あり、消毒:なしの表示です。消毒なしが幸いだが、循環ろ過が些か残念です。なお、桐の湯については確認出来ていません。 大浴場は内湯のみで赤系タイル張り浴槽は10畳サイズ。湯色は照明や槽の色加減で良く見えないが、ほぼ無色透明の微黄色なのかな？硫黄の香りは浴場の雰囲気にも仄かに感じ、湯の香にも。槽内はあつめで43℃強～44℃の具合。浴感的にはつる感が著しい。 「桐の湯」は男女入替えだが、男性時間帯は短く「14時～18時」のみ。他は女性時間帯か清掃時間帯となります。男性は早めにチェックインしたら夕食までの間に使うしかなく、日帰り入浴であれば14時以降となります。残念ながら、時間帯が合わずにこちらを利用することが出来なかった。浴場の雰囲気や、湯使いの辺りに変化はあるのだろうか？気になりましたが…やはり、そちらが目玉でしたか。従って、お湯の点はそちらを見てからにしたいですね。…またの機会があるか判りませんが、今回は無評とします。 宿泊料はそこそこ感だったと思うし、食事内容も不満はなかったと思います。宿泊部屋からは中山平の自然な景観が見えました。

• 2013/09/28

  organic

  中山平温泉にある高齢者用施設で、山荘と言う名は付いていますがかなり大きな旅館でした。鳴子温泉郷では珍しく、日帰り入浴客用の券売機が設置されていました。浴室は内湯のみですが比較的広く、6ヵ所のシャワー付き洗い場と四角い大きな浴槽がありました。無色透明のお湯に入ってまず感じたことは、中山平温泉特有の強烈なツルツル感、いやむしろヌルヌル感と言った方が適切かもしれません。湯温は適温で、わずかではありますが硫黄臭も感じられました。これだけの大きな浴槽なので止むを得ないかもしれませんが、加水＋循環が残念でした。もし、この源泉を冷ましながら掛け流しで入ることができたら、おそらく文句無しの満点評価になったことでしょう。

• 2013/07/07

  奥州の暇人

  リニューアルオープン後と言う割には施設も変わっていないようだし、足湯もやっていないし、近隣はここと同じ様なﾇﾙｽﾍﾞの湯だし何か物足りない気がした。１０時から１９時までで大人５００円です。