設施情報
地址 | 大分縣 竹田市直入町長湯3538-2 |
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電話 | 0974-75-2912 |
路徑 |
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泉質分類 | 碳酸氫鹽泉 |
服務 | 美容・按摩, WiFi, 停車場 |
溫泉特徵 | 露天浴池, 浴池包場 |
評論
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2015/12/28
こちらは長湯温泉街から離れており、七里田方面に行く途中にあります。なるほど、趣のある建物ですね。母屋にて受付けてもらってから離れの湯屋へと。あちこちに館主さんのお湯への拘りを示す様な一文が見えます。建物や備品よりもお湯を見てくれということらしい。こちらも本懐です。 さてこちらのお湯はマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、泉温51.0℃、源泉名は有限会社 郷の湯旅館。主な成分はNa:486.0mg、Mg:310.0mg、Ca:197.0mg、Fe(Ⅱ):3.7mg、NH4:1.4mg、Li:0.9mg/炭酸水素:2760.0mg、硫酸:453.2mg、Cl:240.0mg、I:0.7mg、F:0.4mg、S:0.2mg/メタケイ:235.0mg、メタホウ:10.3mg/CO2:792.0mg。溶存物質(ガス性除く):4781mg/kg、pH:8.5。 使用状況は加水:なし、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの「源泉掛流し」表示。日本温泉協会の利用証もあり、平均☆4.7と良好。源泉と新湯注入の点で若干星を落としている。 お湯の特徴としては長湯に共通する重曹泉で遊離炭酸が多い。またこちらの個性としては正苦味・土類が多いといったところでしょうか。「しづ香」とも通じる様な感じなのかな。 離れの木造湯屋で内湯のみ、石造り浴槽は5畳サイズ。浴槽や床は析出物で覆われているが、鉄の茶系は少なく、白っぽいベージュ系という印象。湯色は緑黄色の微濁り、透明度は高く底まで見通せる。底に溜まっていた湯の花が舞い上がると濁度を増す。香りは雰囲気にやや芳香が立つ。ツンとした感じは成分的に見るとNH4かIなのかな。「水神の森」の芳香臭とも通ずる感じなんだろうか。湯の香りそのものは弱金気+塩化物系の印象。浴感的にはつる感そこそこ。ややあつ43℃の具合となっていた。温度調整のため、湯口からは全量投入されず、一部はそのまま放流されていた。泉温50℃台なので、新湯注入は若干絞り気味での調整となっている様だ。味を確認してみると、金気あまりなし、塩気は関西風の薄味のだしといった感じでした。なるほど、長湯のお湯でも個性は色々とありますね。
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2014/12/31
県道脇の看板からクネクネと母屋を見下ろす感じで辿り着きます。 日帰り湯は手前の駐車場に車を停め少し歩きます。 母家にてご主人に立ち寄り湯の旨伝えると、手前のこじんまりした湯場に案内されました。 思ったより小ぶりでお湯の成分が厚く付着した湯船に貸し切りとなりました。 四人オーバーは窮屈感がありそうなので、よかったです。 長湯特有の例の色した濁り湯、個人的には少し離れた七里田木の葉の湯に近いような感じでしたか。 入浴後、ご主人とも雑談しましたが、こちらも源泉掛け流しのお湯を大切にされているなあと感じました。
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2014/01/09
【源泉温度】51℃ 【成分総計と泉質】5,573g マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉 【色】白系泥濁り 【におい】鉄炭酸 【味】鉄炭酸 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】九州温泉道認定の湯で、500円で日帰り入浴可能。こぢんまりした内湯のみの浴室に案内された。まず驚くのは浴室のコテコテ具合で、析出物がびっしりのモコモコした空間。長湯らしい泥濁りの炭酸水素塩泉が満たされていて、なめらかな肌触りや鉄炭酸のにおいや味があります。51℃・127リットルという恵まれた源泉の掛け流しで、かなり熱くて43℃強はあったんじゃないかな?まぁ源泉温度が高いし槽も小さいので下がっているほうだが。熱さでヒーヒー言いながらの入浴だったので二酸化炭素浴感とかは感知する余裕がほとんどありませんでした。(二酸化炭素は792mgの含有量)こちらはモッコリした析出物が何とも衝撃的で、一見するより他はないでしょう。