Kawayudaiichi Hotel Suikazura(川湯第一ホテル 忍冬)

評論

• 2015/10/10

  修

  外観の老朽感と内装の綺麗な空間のギャップが不思議な感じです。 フロント、ロビー回りはかなり照明を落としており、夜ともなれば新聞を読むのに一苦労するほど。 フロントから向かった正面階下に浴場がある造りは、いかにも「温泉中心」といった感じで好感がもてます。 のれんの脇には硫黄山から川湯に至る温泉の成り立ちを示す大きなパネルがあり、心身ともに納得の入浴ができます。 派手さはありませんが、料金も手頃で寛げる、リーズナブルな宿かと思います。

• 2015/03/23

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】46.7℃ 【成分総計と泉質】4,904g 酸性・含鉄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉 【色】ほぼ透明 【におい】酸性 【味】酸味 【浴感】刺激 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】中に入ると高級感がグッと出ていて、空気が違います。同窓会か何かの会場になっていたようでかなりロビーはカチャカチャしていたが日帰り入浴は可能であった。貴重品をフロントに預けて、すぐ近くの浴室へ。浴室は比較的シンプルで、真湯・主・サウナ・露天などといった具合。内湯は結構大きくて、湯口は源泉が出ていて非常に酸っぱいのだが槽内の湯はそれほど酸っぱくなかった。逆に露天風呂は槽内の湯も酸っぱくて、湯の状態としては露天風呂の勝ちだろう。ビリビリとした酸性泉らしい刺激と、べっとりとした特有の酸性系のにおいが（硫化水素混じり）私の心を躍らせます。肌への刺激が強い分、体にガツンとくる感覚も強いように思います。真湯もあるので、酸性泉が肌に合わない人でも安心です。 　　

• 2012/09/10

  きくりん

  外観は山荘風の三角屋根、ｼｯｸな内装の川湯温泉の宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。入浴料800円を払って、半地下の大浴場「ﾓﾑﾆの湯」へ。20人ｻｲｽﾞの石造り内湯には、うっすら緑がかった酸性・含鉄(Ⅱ)-ﾅﾄﾘｳﾑ-硫酸塩・塩化物泉が、かけ流しにされています。湯温は41℃位、PH1.6ながら肌に優しい浴感。口に含んでみると、すっぱいです。続いて、外の露天風呂へ。12人ｻｲｽﾞの石組み浴槽の湯は、きれいなｴﾒﾗﾙﾄﾞｸﾞﾘｰﾝ。屋根有りで、すのこ囲いのため、眺望はありません。湯温は、42℃位。脱衣場には、還元系温泉の証明書を掲示する程、鮮度にこだわるとともに、硫黄山の自然の恵みをﾀﾞｲﾚｸﾄに頂いているということでしょう。先客が上がられた後、しばらく貸切状態で楽しめました。湯上がりには、摩周湖の伏流水が飲めるのも有り難い。